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今人気の犬の名前 2025年はどんな名前が流行る? 犬の名前ランキングTOP20【2024年版】

飼い主さんは愛犬にどんな名前をつけているのでしょうか? 今回は、いぬのきもち公式アプリで調査した「犬の名前ランキング」を発表します! 犬の名づけの気になる疑問について、専門家の解説もご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

※2024年9月「いぬのきもちアプリ」調査。2023年9月~2024年8月に0才でアプリに登録された犬の名前を集計。調査対象数 4,480件

犬の名前ランキング TOP20【オス・メス総合】

2024年
総合ランキング
2023年
総合ランキング
1位ムギ1位ムギ
2位ココ1位ココ
3位モコ3位クウ
4位マル4位モカ
4位マロン5位ソラ
6位モカ6位マロン
7位クウ6位マル
8位レオ8位レオ
9位フク8位モモ
10位ハル8位ノア
11位ソラ11位ハナ
12位チョコ12位チョコ
12位モモ13位ベル
14位ノア13位モコ
14位ニコ13位フク
14位ベル13位テン
17位コタロウ17位キナコ
17位リン18位コムギ
19位キナコ18位サクラ
20位アン20位リン
20位コムギ20位ハル
20位コタロウ

「ムギ」「ココ」が人気継続中!

2024年の総合ランキング1位・2位は、昨年同率1位だった「ムギ」「ココ」。これで5年連続のトップ2となり、まだまだ人気の波が続いているようです。3位のモコは昨年の13位から大きく順位を上げ、初のトップ3入りを果たしました。
また、「ハル」が昨年20位から10位に急上昇、昨年ランク外の「ニコ」「アン」がランクインするなどの順位の変動も見られています。
Mixのムギちゃん
ミックスのムギちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬の名前ランキング TOP20【オス・メス別】

【オス部門】人気名前ランキング

2024年ランキング2023年ランキング
1位レオ1位レオ
2位マル2位ソラ
3位ムギ3位ムギ
4位コタロウ4位マル
5位クウ5位クウ
6位フク6位テン
7位マロン7位フク
8位ソラ8位コタロウ
9位ルーク9位マロン
10位テン10位ノア
10位マロ11位ルイ
12位カイ12位ロイ
12位チョコ13位チャチャマル
14位ロイ14位カイ
15位ラテ15位ハク
16位モカ15位アオ
17位コハク17位リク
17位ハル17位レン
19位ココ17位コテツ
19位チャチャマル20位ルーク
19位ノア20位ラテ

「マル」がオス部門初のトップ3入り!

オス部門ランキングでは、昨年同様「レオ」「ムギ」が1位・3位を獲得! また、昨年4位だった「マル」が2位を獲得し、初めてオス部門のトップ3に入りました。
昨年度はクールな響きの名前も多かったオス部門ですが、今年度は「モカ」「ハル」「ココ」などやわらかい響きの名前の人気も上がっているようです。
柴のれおくん
柴のれおくん
いぬのきもち写真投稿ギャラリー

【メス部門】人気名前ランキング

2024年ランキング2023年ランキング
1位ココ1位ココ
2位モコ2位ハナ
3位ムギ3位モモ
3位モモ4位モカ
5位アン5位ムギ
5位モカ6位サクラ
7位リン7位ベル
8位ハナ8位キナコ
9位キナコ9位リン
10位サクラ10位モコ
10位ニコ11位コムギ
12位ベル11位チョコ
13位アズキ13位クウ
14位マロン14位ルナ
15位ハル14位マロン
16位ラン16位ララ
16位メル16位ユズ
18位クルミ18位ルル
18位コムギ18位クルミ
18位ルル20位メル
18位ユズ

「ココ」が7年連続メス部門ランキング1位!

ミニチュア・ダックスフンドのモコちゃん
ミニチュア・ダックスフンドのモコちゃん
いぬのきもち写真投稿ギャラリー
メス部門ランキング1位〜3位は、総合ランキングでもトップ3の「ココ」「モコ」「ムギ」と、昨年のメス部門ランキングでも3位だった「モモ」です。「ココ」は2018年から7年連続で1位を獲得。2位の「モコ」は昨年10位、3位の「ムギ」は昨年5位から、どちらも順位を上げています。
また、昨年ランク外の「アン」「ニコ」「アズキ」「ラン」がトップ20入りしました。

犬の名前ランキング TOP20【人気犬種別】

トイ・プードルのココくん
トイ・プードルのココくん
いぬのきもち写真投稿ギャラリー
国内登録数1位のトイ・プードル、そして2位のチワワ、この数年特に人気の高い柴。そんな人気3犬種では、それぞれどのような名前が人気なのでしょうか? 犬種別の人気名前ランキング(2024年)を見てみましょう。

【犬種別部門】人気名前ランキング

チワワトイ・プードル
1位ムギ1位モコ1位モモ
2位マロ2位ココ2位サクラ
3位フク2位モカ2位ピノ
3位コタロウ4位チョコ4位クルミ
3位ハル5位ムギ4位ニコ
3位ユズ6位クウ4位マロン
3位サクラ7位ココア7位アズキ
8位ハナ7位マル7位チョコ
8位ニコ9位ノア7位メイ
8位ソラ9位マロン7位モカ
11位ダイフク9位フク7位オモチ
11位レオ12位コタロウ7位キナコ
11位リク12位テン13位ナギ
11位モモ12位アン13位スズ
11位コハク15位カイ13位ルン
11位マル15位レオ13位マリ
11位マメ15位ピノ13位ココ
11位アズキ15位ハナ13位リリ
19位テン19位ルカ13位ツムギ
19位リュウ19位プリン13位メル
19位チャチャマル19位ラテ13位ソラ
19位リン19位モナカ13位ウニ
19位キナコ13位ルナ
13位ユズ
13位マル
13位ムギ
13位ヒメ
13位エマ
13位ウタ
13位リン
13位ヴィヴィ
13位ハナ

犬種ごとに特色のある名前ランキングに

今年度は、全犬種共通でランクインしたのは「ムギ」「マル」のみで、それぞれ特色のあるランキングに。
柴は総合ランキングでも1位の「ムギ」、昨年の柴部門ランク外から急上昇した「マロ」を筆頭に、和風の名前がずらりと並びました。
チワワのトップ3は、総合ランキング3位・2位・6位の「モコ」「ココ」「モカ」。4位以降も総合ランキング20位以内の名前や、洋風の食べ物の名前が多い印象です。
トイ・プードルは全体的に票数が拮抗するなか、総合ランキングで12位の「モモ」、ランク外の「サクラ」「ピノ」がトップ3に輝きました。

犬の名前に関する「気になる疑問」を専門家が解説

いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、最近の犬の名前の傾向や、犬の名前に関する気になる疑問について、しつけ教室「Pet Life Consultingシンビオーシス」代表、ドッグトレーナーの岡田敏宏先生にお話をうかがいました。

最近の犬の名前の傾向は?

総合ランキングについて

「2024年も2023年と比較して、上位2トップの『ムギ』『ココ』は大きな変動はない印象です。
この機会でしたので、同じ2023年9月から2024年8月までにて私が主催するしつけ教室での1才未満の愛犬の家族を対象に集計してみたところ、1位『ムギ』、2位『マル』で「いぬのきもち」のランキングと共通で上位に入っている名前もありました」(岡田先生)

オス・メス別ランキングについて

「オス部門は、昨年に比べて中性的な名前が増えてきていて、『ロイ』や『ルイ』などの『イ』で終わる名前がやや減少傾向になり、『ン』で終わる名前の人気も上がるなど入れ替わりがあるようですね。

メス部門では、2文字の名前が上位に多くなってきている様子が見られます。また、『ニコ』が総合ランキングと同様に昨年ランク外からトップ20に入っていて、主にメス部門で急上昇している名前ということが読み取れますね」(岡田先生)

人気犬種別ランキングについて

「柴では、赤柴の色味を連想させる「ムギ」が1位に。また、『ハル』という名前は「いぬのきもち」ランキングでも私が主催するしつけ教室でも多くなっている傾向があります。日本犬らしく、四季に関連する名づけがほかの犬種に比べて多い印象です。

チワワは、毛色や被毛の長さなどのバリエーションが豊富な犬種であることも影響してか、毛色や毛量に由来する傾向が多く見受けられます。第2位の『ココ』にはフランス語で『かわいい』という意味があり、最小の犬種であるチワワは"小さくかわいらしい”という意味でつけているのかもしれませんね。

トイ・プードルは飼育頭数が多いなかでかなり票が分かれており、日本風の名前も残りつつお菓子やデザートなどの名前も多くあがってきていました。飼育する飼い主さんの世代も名前に影響しているのでしょうか。
また、飼育されている総数が圧倒的に多い毛色であるレッド・フォーン、オレンジ・フォーン、ペール・フォーンの3色に関する名前は少なく、飼い主の皆さんも被らないように意識している結果ではないかと推測しています」(岡田先生)

犬にとって"よい名前”や"覚えやすい名前”はあるの?

「名前をつける際に特に決まりはありません。好きなように愛犬のことを想って名づけしてあげてください。
学習という意味ではどの言葉も覚えることはできますが、長すぎる名前より簡潔に伝えやすい2~3文字がおすすめです。ただ4文字以上の名前でも、おそらく愛称で2文字ないし3文字で呼んでいる方も多いと思いますので、結論として名前は何文字でもよく、愛称で呼ぶ分には統一していただければ問題ないと思います」(岡田先生)

犬の名前を省略したり別の呼び名を使ったりしてもいいの?

「犬の名前を愛称(ニックネーム)などで省略したり、家族間で異なる呼び名を使ったりする方もいるでしょう。統一できれば分かりやすいのでそれに越したことはありませんが、犬は単語として別々で覚えたりもするので、家族間で発音やイントネーションの違いがあっても、その人その人で名前を単語として判断することはできます」(岡田先生)

犬の名前を呼ぶときに気をつけてほしいこと・心がけてほしいことは?

「名前を呼ぶ際に一番気をつけてほしいポイントは、何か行動を起こすための指示語(コマンド)として乱用するのは控えるということです。
犬にとって、名前は『単語』でしかありません。名前を呼べば理解してくれると思っていらっしゃる方もいるかと思いますが、それは今までの経験から『今何をしたらいいか』わかっているコのみの反応です。なかには、愛犬の名前を呼んでも反応してくれないという飼い主さんもいるのではないでしょうか?

名前を呼んでも愛犬が来ない・見ない・無視するというのは、『無関係性の学習』といって、名前という単語にいろいろな意味を持たせすぎた結果、愛犬が何をしたらよいのか分からず、次第に名前は自分にとって関係ない言葉だと学習して反応が消えてしまいます。

”名前を呼ばれて飼い主さんのもとに行けばご褒美がもらえた”こともあれば、”名前を呼ばれてもいたずらした時の注意で飼い主さんが呼んだだけでご褒美がない”、”ただ会話に出てきただけで愛犬は反応したが飼い主さんは話しているだけで反応を返してくれない”など、そのような状況を日常で多く経験することで、名前に対しての期待感や注意や反応率が消失してしまいます。

愛犬が『無関係性の学習』をしないよう、『オスワリ』などのコマンドはもちろん、呼び戻しは『オイデ』、アイコンタクトは『ミテ』など分かりやすい単語で伝えてあげて、1つの単語につき1つの行動を覚えてもらいましょう。

ただ多頭飼いの場合は「オイデ+名前」や「名前+オスワリ」など連続した単語として教えておくと個別でのコマンドにできるので名前単体でのコマンドはなしにして分かりやすく伝えるようにしましょう」(岡田先生)

シニア期の呼び名に関する注意点は?

「シニア期だからといって呼び名を変える必要はありません。ただし名前で呼び戻しなどを行っていた場合は、聴覚が衰えたときに備えてハンドサインやジェスチャーなど、視覚からの情報でも呼び戻しできるようにすることをおすすめします」(岡田先生)

前の飼い主さんがいる場合は名前を変えないほうがいい?

「保護犬など前の飼い主さんがいる犬でも、名前を変えた方がよい場合もあります。名前を変えることにより新しく認識してくれるので、前述した『無関係性の学習』で反応がなくなってしまっている場合は、名前を変えたりコマンドの言葉を変えたりして新しく覚えさせることが対応策となります。
また、前の名前に対してよいイメージを持っていない場合も、新しい名前でよいイメージをつけていく方がおすすめです。なるべくそのコのためや背景を考えて、良い選択をしてあげてください」(岡田先生)

愛犬の名前を呼んで楽しくコミュニケーションを取ろう♪

チワワのココくん
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今回は、犬の名前ランキングと、犬の名前に関する疑問について専門家の解説を紹介しました。愛犬の名前を呼ぶときは、楽しくコミュニケーションを取りたいものですね。

みなさんの愛犬の名前はランクインしていましたか? 来年はどんなステキな名前がランクインするのか、今から楽しみです!

お話を聞いた専門家

岡田敏宏先生

しつけ教室「Pet Life Consultingシンビオーシス」代表、ドッグトレーナー
取材/いぬのきもちWeb編集室
文/nekonote
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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