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寒がりな犬ってどんな犬? 犬が寒がっているサインと寒さ対策
「犬が寒がっているサインと寒さ対策」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に話を聞きました。
Q.犬が寒がっているサインとは?
A:犬が寒がっているサインとして、体を丸めてじっとする、小刻みに震える、動きが鈍くなるなどの行動がみられます。飼い主さんにくっついて離れなかったり、毛布やベッドに深く潜り込もうとするのも寒さを感じているサインの可能性があります。
Q.寒がりな犬ってどんな犬?
A:チワワなどの小型犬やトイ・プードルのようなシングルコートの犬種は寒がりやすい傾向にあるといえます。また脂肪が少ない犬やシニア犬も体温調節機能が低下しているため、寒さを感じやすいと考えられます。
Q.注意が必要な犬の寒がり方はある?
A:たとえば、犬の激しい震えが止まらない、ぐったりして呼んでも反応が鈍い場合は低体温症の危険性もあります。寒さとは別に体調不良の可能性もあるため、そのような場合は注意が必要です。
Q.寒さが原因で犬が体調不良になる?
A:寒さによって犬の関節炎やヘルニアの痛みが増したり、飲水量が減ることで膀胱炎になる可能性があります。また、寒さによるストレスで免疫力が低下し、風邪などの感染症にかかりやすくなることも考えられます。
Q.寒がりな犬の寒さ対策は?
A:愛犬が過ごす部屋の室温を一定に保ち、すきま風が当たらない場所に寝床を用意しましょう。毛布やペットヒーターなどを活用し、散歩時には防寒着を着せてあげるのもよいでしょう。
愛犬が寒がりの場合は、暖かく過ごすことができるように環境を整えてあげたいですね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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