犬に氷を与えても平気？与える際の注意点を獣医師に聞いてみた

暑い季節になると愛犬に氷を与える飼い主さんもいるようですが、そもそも犬に氷を与えてもよいのでしょうか？

「犬に氷を与える際の注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬に氷を与えても大丈夫

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――犬に氷を与えても大丈夫なのでしょうか？

岡本先生：
「はい。犬に氷を与えても大丈夫です。問題ありません」

犬に氷を与える際の注意点

――では、犬に氷を与える場合、どのくらいの量を与えればよいのでしょうか？

岡本先生：
「氷は水が凍ったものですので特に目安はありませんが、1回につき、製氷器の氷1個程度がよいと思います」

――犬に氷を与える際に注意することはありますか？

岡本先生：
「冷凍室から出したばかりの氷は犬の舌や口の中などに張り付きやすいため、1度水につけてくぐらせてから与えてください。水に氷を浮かばせてあげると喜ぶコもいます」

氷を与えない方がよい犬もいる

――このコには氷を与えないほうがよいというケースはありますか？

岡本先生：
「普段から食べ物を丸呑みする傾向のあるコは、氷を与える場合は小さく砕いて与えてください。

また、体調不良のコには氷を与えないでください。子犬や高齢犬の場合は、氷を食べることによって体が過度に冷えてしまう可能性があるので、氷を与える際には注意しましょう」

愛犬に氷を与える際は与える量と氷の大きさに気をつけましょう。

人も冷凍庫から出したばかりの氷を食べたときに、口の中に氷が張り付いてびっくりしてしまうことがあるのと同じように、愛犬が氷を食べた際に舌や口の中、喉に張り付くことがないように水につけることは、犬に氷を与える際の注意点として大切ですね。

（監修：いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生）
取材・文／maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください