犬と暮らす
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なぜ犬の鼻は湿っているの? 犬の鼻が濡れている理由とは
そもそも、どうして犬の鼻は湿っているのでしょうか。
「犬の鼻が濡れている理由」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
犬の鼻が濡れている理由とは
岡本先生:
「犬の鼻はある程度湿っている状態が健康的といわれていますが、いつでも鼻が濡れているわけではないので、少し乾燥しているからといって心配する必要はありません。
犬の鼻が濡れている理由としては、ニオイや温度を感知しやすくするためといわれています。
犬は嗅覚に優れた動物ですが、犬の鼻が湿っていることで周囲のニオイを敏感に嗅ぎとることができているのです。」
犬の鼻の持つ役割とは
岡本先生:
「犬の鼻の持つ役割としては、ニオイや温度を感知するだけでなく体温調節をする機能もあります。
そのほかでは、鼻を使って穴を掘ったり、器用に物を動かすことができるところも特徴です。」
犬の鼻が濡れる仕組みとは
岡本先生:
「犬の鼻が湿っているのは、鼻腺や外側鼻腺の分泌物であったり自身が舐めることによって、鼻の表面にたくさんある細かくて浅い溝に液体がたまることで鼻が濡れている状態になります。」
犬の鼻が濡れているのは、鼻から出る分泌物や自分でなめているからなのですね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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