犬と暮らす
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乾燥しやすい季節は気をつけて! 愛犬の「うるおい」をキープする環境づくり
加湿器を置いて湿度を40%以上にキープ
愛犬が過ごす部屋には加湿器を置き、湿度が常に40%以上となるよう調整しましょう。とくに暖房器具を使うときはマストです。愛犬の体高に合わせて温湿度計を設置すると、愛犬まわりの湿度と温度が一目瞭然に。
暖房やヒーターなど熱源に近寄らせすぎない
暖房器具のまわりはとくに乾燥しやすい場所。愛犬が近づきすぎないよう、ベッドやハウスなどからはなるべく距離をおきましょう。暖房器具に近づきがちな、寒がりな犬の場合は、侵入防止ゲートを置いて遠ざけて。
愛犬の肌タイプを把握しておく
愛犬の被毛をかき分けて肌をよく観察したり、地肌を触って乾燥具合を把握しておくと、ケアに役立ちます。カサカサしていれば乾燥肌、ベタベタしていれば脂性肌です。わからない場合はかかりつけ医に診てもらっても。
素材やデザインなど摩擦が少ない洋服を選ぶ
冬は洋服を着せる機会も増えがちですが、摩擦が多い素材の服は肌や被毛にダメージを与えます。綿などの天然素材で肌にやさしい生地や、アトピーに対応した服のほか、締めつけが少ないゆったりサイズを選びましょう。
ブラッシングスプレーを使って毛のもつれを予防する
被毛も乾燥していると、もつれやすくダメージヘアーに。さらにブラッシングをする際に引っかかって肌を傷めることも。ブラッシングスプレーを使うとブラシの引っかかりが少なくなり、毛玉や毛のもつれ予防に。保湿効果のあるスプレーを使うと、うるおいが保てて効果的です。
食生活を見直して脂質不足ならオイルをちょい足しする
総合栄養食を与えていれば、通常は脂質不足にはなりませんが、手作りゴハンが中心の犬や乾燥がとくに気になる犬なら、かかりつけ医とも相談のうえで、ゴハンやフードの上にアマニ油などをちょい足し(体重5kgの犬で小さじ1/2 ~ 1程度など)してもよいでしょう。総合栄養食を与えている場合は、どんなオイルが使われているか確認すると安心です。
参考/「いぬのきもち」2023年2月号『病気・トラブルを防ぐ 冬の保湿ケア』
写真/尾﨑たまき
文/いぬのきもち編集室
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