1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. しぐさ・生態
  4. 行動
  5. 犬が「フーッ」とため息をつくのはなぜ? ため息をつく4つの理由と注意点

犬と暮らす

UP DATE

犬が「フーッ」とため息をつくのはなぜ? ため息をつく4つの理由と注意点

愛犬が「フーッ」や「フーン」などとため息をついている様子をみたことはありませんか? 犬のため息にはいくつかの理由があるそうです。

「犬がため息をつく理由」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬がため息をつく理由①リラックスしている

犬が「フーッ」とため息をつくのはなぜ? ため息をつく4つの理由と注意点 いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬も人と同じようにさまざまな理由からため息をつくことがあります。

飼い主さんがよく目にするのは愛犬が安らいでいるとき、食事の後、たくさん遊んだときなどにフセや横の姿勢になって幸せそうな顔をしてつくリラックスしたため息ではないでしょうか。

そのほかにも、犬の体を撫でているときに目を細めた状態でため息をついていたら犬がリラックスできているサインです。

犬がため息をつく理由②満足している

犬が「フーッ」とため息をつくのはなぜ? ため息をつく4つの理由と注意点 いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬が散歩の途中に空気を多く吸い込んでため息をついたり、窓から入ってくる風に対して鼻をクンクンさせた後に「フーン」とため息をつくときは、そのコがニオイから情報を得て満足していることが考えられます。

そのほかにも、飼い主さんの体に顎を乗せたり、抱っこをしてもらったときに出るため息も、愛犬が安心や満足をしている状態である可能性が高いです。

犬がため息をつく理由③不安やストレスがある

犬が「フーッ」とため息をつくのはなぜ? ため息をつく4つの理由と注意点 いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は不満やストレスを感じてため息をつくことがあります。これは自分の思い通りにならなかったり、知らない環境に対する不安や緊張を切り替えるために行うため息です。

犬に不安やストレスがある場合、ため息と同時に遠くを見つめたり一点を見るような目つきで体を「ブルブル」と振るわせたり、足や爪を噛むなどの行動がみられることもあります。

犬がため息をつく理由④体に不調がある

犬は疲れていたり体調が悪いとき、体に痛みがあるときなどにもため息をつくことがあります。

犬がため息をつく場合の注意点

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬のため息のなかには、注意が必要なため息もあります。たとえば、呼吸のしにくさや苦しそうな様子がみられる場合は心臓や呼吸器系の病気の可能性もあるので、速やかに動物病院を受診してください。

また、いつもは気にならないのに、犬がため息ばかりついているときは何らかの理由が考えられます。

愛犬の体調に異変がないか、寂しい思いやストレス、疲れを感じていないか、ご飯の量は適切か、運動はしっかりできているかなどを振り返ってみて、積極的に愛犬とコミュニケーションをとるようにしましょう。

犬のため息には飼い主さんへのメッセージが込められている可能性があります。参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
参考/いぬのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】犬のため息にはどんな理由があるの?ため息をつきやすい犬種も』
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る