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1才からの愛犬との絆の深め方 信頼関係を築くためにできること

「1才」は、愛犬がちょうど子犬から成犬へと変わる時期。子犬から成犬に成長すれば、愛犬が飼い主さんに求めることは変化します。つまり、1才は愛犬との絆づくりにとって鍵となる境目でもあるのです。愛犬の年齢に合った接し方にすることで、一生壊れない信頼関係を築いていくことができるはずです! 1才からの絆の強め方を、しつけトレーナーの西川文二先生に聞きました。
撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき

ワクワクさせる

つまり、飼い主さんといるといつも楽しいことがあると思わせることです。愛犬を退屈させたり、人と犬の関係がマンネリにならないよう、新しい遊びを積極的に取り入れてワクワクさせて!

トッテコイ遊びをしよう

撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき
●難易度が高めの遊びにもチャレンジさせてみよう!
おもちゃを取って飼い主さんのもとに持ってくるトッテコイ遊び。できたらほめ、愛犬をうれしい気持ちにさせて。
1.愛犬をおもちゃに注目させてから遠くへ投げる
2.愛犬がおもちゃを持ってきたらほめてフードと交換する

愛犬が大好きなおもちゃを、まわりに危険なものがない広い場所に向かって投げます。愛犬がおもちゃをくわえて持ってきたら、フードを与えてほめて。

腕を使った輪っかくぐりで遊ぼう

撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき
●体を動かすことでさらにワクワク感アップ!
1才になると愛犬の運動能力も上がります。遊びのなかにジャンプを取り入れてみても。
1.おやつを床に置き、愛犬にマッテをさせる
2.腕で輪を作り、くぐらせる

両腕で輪っかの形を作り、床に置いたおやつに向かうようにしてくぐらせて。腕は床に近い位置から始め、徐々に高さを上げていくと難易度アップ!

いろいろな経験をさせる

つまり、飼い主さんはいろいろな刺激をくれる楽しい人と思わせることです。新しい体験は人も犬もワクワクするもの。愛犬といっしょに行ったことのない場所に足を延ばすなど、経験を増やして。

お出かけ

撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき
●初めての経験をする楽しさを共有できる
たまには初めて訪れる場所に出かけ、愛犬とたくさんの経験を楽しみましょう。「飼い主さんといると退屈しない」と思うようになり、飼い主さんのことをもっと好きになります。たとえば自然が豊かな場所を愛犬とのんびり散歩。歩きながらアイコンタクトをとると、誰と歩いているか愛犬が意識でき、絆が強まります。

スポーツ

撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき
屋外や屋内でスポーツやアジリティ(障害物)遊びにチャレンジするのも○。全身を使って運動すると、愛犬の満足度もアップ!

安心な空間で自由にさせる

撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき
つまり、飼い主さんはいつでも見守ってくれる人!と思わせることです。 相思相愛でいるためには干渉しすぎないことも大切。同じ空間で別のことをして過ごすだけでも愛犬は安心できるものです。
●飼い主さんが見守っているなかである程度自由にしてあげる
トイレがきちんとできるようになったら家の中で愛犬が好きに過ごせる場所や時間を増やしても。床に危険なものなどがないか確認したうえで、目の届く範囲で愛犬を自由にさせましょう。ただし、長時間目を離すときはハウスへ。
撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき
ご紹介したとおり、1才からの愛犬と絆を強めるためにしたいことは、決して難しい方法ではないですよね! 今日からさっそく実践してみましょう。
お話を伺った先生/しつけスクール「Can ! Do ! Pet Dog School」代表・西川文二先生
参考/「いぬのきもち」2023年12月号『1才までの絆の作り方・1才からの絆の深め方』
写真/尾﨑たまき
文/いぬのきもち編集室
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