犬と暮らす
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「愛犬を滑らせない・抱っこから落とさない」ためにできる対策とは
滑りにくい床材にしたり、マットを敷いたりしよう
●足裏の毛や爪をカットしておくとベター
肉球の間から伸びた毛や、長く伸びた爪は、足が滑る原因になってしまうことも。定期的にチェックして短く整えてあげましょう。
スロープなどをつけて段差をなくし、高所からは人が下ろしてあげよう
●四肢で立ったときの地面から鼻までを超えた高さは“高所”です
「この高さなら飛び降りられるだろう」と飼い主さん目線で判断せず、愛犬にとって高いかどうかを把握しておくことが大事なポイント。右の「目安の高さ」より高いところからは、人が抱いて下ろしてあげましょう。
しっかり抱き、下ろすときはしゃがんで下ろそう
屋外では必ずリードをつけよう
予防につながる3つのケア
骨や関節、筋肉を健康な状態に保つために、体を動かすことは大切です。犬種にもよりますが、一日30分~1時間程度の散歩や運動は必要でしょう。散歩中に坂道を上るなど、少し負荷をかけてみても。
■栄養バランスの摂れた食事を食べさせよう
市販のフードは「総合栄養食」の表示があるものを選びましょう。犬に必要な栄養バランスが整っているフードです。また、食事を手作りしている場合は、カルシウム濃度など栄養バランスに気をつけて食べさせましょう。
■太らせないよう体重管理をしっかりと
肥満は、関節に負荷をかけ、脱臼を引き起こす要因になります。愛犬の見た目だけで体重の増加を判断できないため、1カ月に1回は定期的に体重を量り、適正な体重を保てるように心がけて。
参考/「いぬのきもち」2024年9月号『犬の骨折と脱臼』
イラスト/Rica
文/伊藤亜希子
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