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シニア犬の健康をサポートする「朝活習慣」起きてすぐの過ごし方を解説!

朝活は人の時間を有効に使えるだけでなく、犬の健康にとってもメリットがあります。シニア犬に朝活がよいとされる理由と起床後に取り入れたい生活習慣を、「ドッグケアスマイル」主宰の清水佐知子先生にお聞きしました。

シニア犬に朝活がよいとされる理由

おすわりする犬
参考・写真/「いぬのきもち」2024年12月号『健康長寿のカギは起床後の過ごし方にありました 朝、シニア犬にするといいこと』
犬は高齢になると、心身の衰えもあって不安や恐怖を感じやすくなります。そのため、精神の安定に効果があるホルモン「セロトニン」の量を増やすことが重要に。“幸せホルモン”ともいわれる「セロトニン」は朝に光を浴びて体を動かすことで分泌が活性化されるといわれているため、朝活をすると“幸せホルモン”が出やすくなるのです。
また、朝から活動することで「メラトニン」という眠気をもたらすホルモンの分泌が抑えられるので、体内時計がリセットされます。

朝活のメリットは、ほかにも!

犬用ベッドでくつろぐ犬
参考・写真/「いぬのきもち」2024年12月号『健康長寿のカギは起床後の過ごし方にありました 朝、シニア犬にするといいこと』
認知症になると昼夜逆転の生活になりがちですが、朝に体内時計をリセットして日中にしっかりと活動することで、予防や症状の緩和に効果があるといわれています。
また、朝に体を動かすと胃腸も働きだし、いいウンチが出るように。すると、おなかもすくので、シニアでもしっかりとゴハンが食べられるようになります。
朝から活動することで体がほどよく疲れ、日中の留守番を静かに過ごしやすくなります。留守中のイタズラや吠えグセ、ストレスの軽減にも役立つでしょう。
そして、朝は外の空気が澄んでいるので、シニアであってもすがすがしさを感じやすいです。朝の空気をいっしょに堪能すれば、お互いにいい気分になれるでしょう。

起きてすぐに取り入れたい生活習慣

起床後すぐにおこないたい朝活は、老廃物を排出して凝り固まった体をほぐすこと。次のような習慣を取り入れてみるのもいいでしょう。

起きたらまずトイレに誘い、ほめる

トイレに行く犬
参考・写真/「いぬのきもち」2024年12月号『健康長寿のカギは起床後の過ごし方にありました 朝、シニア犬にするといいこと』
寝ている間にたまったオシッコは、早めに出してスッキリさせたいです。飼い主さんから「トイレに行こう」と誘い、できたらほめることで、シニアになっても「朝は最初にトイレに行くといいことがある」と覚え、習慣づけられるでしょう。

足腰の関節をほぐす

飼い主さんの手で温められる犬
参考・写真/「いぬのきもち」2024年12月号『健康長寿のカギは起床後の過ごし方にありました 朝、シニア犬にするといいこと』
寝起きは体が凝り固まっているので、関節炎などのある犬は痛みを感じることも。温めておいた手のひらを愛犬の足腰の関節に当て、じんわりと温めながらやさしくなでることで、硬くなった関節がほぐれやすくなり、痛みも軽減するでしょう。
できる習慣を取り入れて、愛犬の健康寿命に役立てましょう。
お話を伺った先生/清水佐知子先生(「ドッグケアスマイル」主宰)
参考・写真/「いぬのきもち」2024年12月号『健康長寿のカギは起床後の過ごし方にありました 朝、シニア犬にするといいこと』
文/小崎華
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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