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犬が見せる「腹ペコサイン」とは? ゴハンを欲しがりすぎる場合は、病気が関係していることも|獣医師解説
この記事では、「犬が見せる腹ペコサイン」や「犬がゴハンを異常に欲しがる原因」などについて、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
犬が見せる「腹ペコサイン」とは?
・フードが入っている棚の前に来て、前足で引っかくようなしぐさを見せる
犬が腹ペコサインを見せたとき、飼い主さんが確認すべきことは?
飼い主さんは、今一度下記のことを確認してみるのがよいでしょう。
・愛犬の体型に問題はないか
・愛犬に病気はないか
病気が原因で、犬が多食傾向になることもあるので注意
原因の例としては、下記のようなものです。
・ステロイドの内服薬で病気の治療をしているとき
・痴呆など頭蓋内疾患がある場合
・糖尿病を患っている場合(糖尿病になるとインスリンが足りず、上手く栄養が取り込めないため、多食傾向に)
愛犬の「おねだり」に応えすぎないように気をつけて!
犬がアピールをするたびに何か食べ物を与えてしまうと、どんどん要求がエスカレートしたり、余分なカロリー摂取によって肥満になったりなどのリスクにつながります。オヤツの量でいうと、犬が1日に必要とするカロリーの10%を超えると与えすぎだと考えてください。
健康面だけでなくしつけの点から見ても、食べ物を欲しがる愛犬の要求にそのまま応えるのは控えたほうがよいでしょう。遊んであげたりなでてあげたりなど、フードやオヤツを与える以外のことをして、愛犬の満足感を高める工夫をしてみてください。
取材・文/柴田おまめ
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
※記事の内容は2024年12月時点の情報です。
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