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愛犬とのパートナーシップをさらに深める方法4選 楽しみながら遊びに誘って! 

人と人との関係をあらわすときによく用いられる「パートナーシップ」。実は、飼い主さんと愛犬の間にもパートナーシップという考え方はあり、パートナーシップを深めることで愛犬との絆も強くなります。

そこで今回は、飼い主さんと愛犬がパートナーシップを深める4つのコツを、獣医師の増田宏司先生に伺いました。

人と犬のパートナーシップって?

フレンチ・ブルドッグのはなちゃん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
飼い主さんと愛犬とのパートナーシップとは、対等な立場で助け合い、支え合える関係のことを指します。

飼い主さんはゴハンや散歩など、愛犬のためにするべきことがたくさんあるため、つい「人が犬の世話をして、幸せにしてあげている」と思いがちです。しかし飼い主さん側も、愛犬がいることで家族の会話が増えたり、犬を通じて近所づきあいが広がったりなど、愛犬からも多くのことを助けられています。

だからこそ、飼い主さんが愛犬に寄り添いながら考えて行動をすれば、自然に愛犬と助け合うことにつながります。そしてそこに、人と犬の「パートナーシップ」が生まれるのです。

愛犬とのパートナーシップをより深める4つのコツ

ジャック・ラッセル・テリアのダニエルくん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬とのパートナーシップを深める方法はさまざまですが、ここでは生活の中で実践しやすい4つのコツをご紹介します。

愛犬の視線には「笑顔」か「無視」で意思表示

Mix(小型犬)の凪くん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬の視線を感じたら、声はかけなくてもかまわないので笑顔を向けてあげましょう。飼い主さんのやさしい視線を確認するだけで、愛犬は安心して満足することができます。また、飼い主さん自身も生活の中で自然と笑顔が増えるので、ストレス軽減につながる場合も。

ただ、おねだり目的で視線を投げてくるときは、あえて無視をするのもひとつの方法です。愛犬は「おねだりはムダな行動」という学びになり、飼い主さんにとっては困りごと予防になるため、結果的にお互いのためになります。

遊びは楽しみながら誘う

ジャック・ラッセル・テリアの明日叶ちゃんと冬悟くん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
飼い主さんから愛犬を遊びに誘う際は、いつもと違う演出で楽しみながら誘うとよいでしょう。例えば、ノリノリで誘ったり、ふだんと違う帽子をかぶってみたりすると、愛犬は雰囲気に合わせていつもよりワクワクしながら遊びにのってくるはずです。

そういった工夫をすることで、愛犬にとっては遊びの時間が毎回とても楽しいものになりますし、飼い主さんも「次はどうやって楽しませてあげようかな」と考えるように。

しつけは反対語の行動もセットで教える

ポメラニアンのおこめくん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「ベッドから下りて」など、行動を指示するしつけを行う際は、あわせて「ベッドにのって」といった反対の行動も一緒に教えましょう。例えば、「走って」と「止まって」、「入って」と「出て」、「吠えて」と「静かに」、などです。

教えることが増えればその分練習時間が増え、コミュニケーション自体も増えるため、愛犬にとっては楽しい時間が増える感覚に。飼い主さん側も、反対語の行動を一緒に教えたほうが、愛犬のコントロールがしやすくなります。

イイコだったらその都度ほめる!

Mix(小型犬)のピノくん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬との生活が長くなると、ふだんの行動やしつけなどが「できて当たり前」だと感じ、ほめることを忘れがちに。愛犬がイイコでいるときは笑顔でどんどんほめてあげると、愛犬は自信がつきますし、しつけの精度も向上します。また、ほめる側の飼い主さんは笑顔が増えるので、気分よく生活することにつながりますよ。
愛犬とのパートナーシップを深めるために、ご紹介した4つのコツを日頃から意識してみてくださいね。
お話を伺った先生/増田宏司先生(獣医師 博士(獣医学) 東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授)
参考/「いぬのきもち」2025年1月号『2025年は犬ともっと助け合う、高め合う! 愛犬とのパートナーシップの深め方』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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