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よかれと思って逆効果!?犬のストレスになるNGスキンシップ

飼い主さんがよかれと思ってやっていることが、実は犬にとってはストレスだった――というケースは意外と身近にあるようです。そこで今回は、知らず知らずのうちにやってしまいがちな“NGな接し方”について、ドッグトレーナーで獣医師の藤本聖香先生にお話を伺いました。

いつもいない家族が長時間スキンシップする

チワワのさくらちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
働き方が変わり、これまで日中家にいなかった家族が在宅勤務になるなど、いつもいない家族が愛犬とスキンシップする機会が増えています。しかし、愛犬がその家族を苦手に思っている場合は、それがストレスになることも。まずは散歩など愛犬との関係を深めるお世話をしてから、スキンシップの時間を増やしましょう。

愛犬の“ひとり時間”がない

ジャック・ラッセル・テリアのしぃたけくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
留守番に慣れている犬は、在宅勤務などで飼い主さんが平日も常に一緒にいると、今まであった“ひとり時間”がなくなり、ストレスに感じる場合があります。飼い主さんが仕事の間は別室で過ごすなど、愛犬だけの時間をしっかりつくってあげると、リフレッシュできてストレスになりにくいです。

愛犬が苦手なお手入れは一度に全部すませる

ヨークシャー・テリアのジュエルくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
お手入れでは、長時間拘束されることが犬にとっていちばんのストレス要因です。そのため、お手入れを一度に終わらせようとすると拘束時間が長くなり、大きなストレスに。愛犬が苦手なお手入れは一気に終わらせようとせず、まめに行って1回の拘束時間を短くするようにしましょう。

気合を入れてお手入れする

MIXの蓮くん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「今日の歯みがきで汚れを取りきる!奥歯までしっかりみがくぞ!」など、お手入れ前の飼い主さんの気合は、愛犬を緊張させ、ストレスを与えてしまいます。スキンシップの延長で歯みがきするなど、お手入れはリラックスした雰囲気で行うようにしましょう。
飼い主さんがよかれと思ってやっている愛犬とのスキンシップにも、実は犬のストレスにつながる“NG行動”が隠れているかもしれません。この機会に、愛犬との接し方を見直してみましょう。
お話を伺った先生/藤本聖香先生(英国APDT認定ペットドッグトレーナー 獣医師)
参考/「いぬのきもち」2022年5月号『もしかして、私のせい!? 愛犬にストレスを与える飼い主さんのNG行動』
文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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