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犬がマウンティングする意味とは 人とは違う“犬らしい”行動のワケ

犬と暮らしていても、人とは違う「犬特有の行動」について知らないことは、意外とあるのではないでしょうか。

今回は、犬ならではの行動を3つ取り上げ、「ざんねんないきもの事典」シリーズでおなじみの哺乳類動物学者・今泉忠明先生にその理由を教えていただきました。

マウンティング

振り返る萌花ちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ほかの犬に自分の前足をのせて馬乗りになる行為を「マウンティング」といいます。これは相手に「自分のほうが強いよ」と主張したり、相手の気をひいたりするために行うといわれています。

とくに子犬は、遊びのなかでほかの犬や人、ぬいぐるみなどに対してマウンティングすることがありますが、交尾をしたい、といった意味合いではないことが多いようです。

飛びつく

手を舐めるリオくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
子犬期の犬は、母犬の顔や口をなめて食べ物を要求します。成長してもその習性が残り、何かを要求するときは飼い主さんの顔や口をなめたくて飛びつくように。

また「抱っこ=心地いい」と学習している犬の場合は、人の腕の中に入りたくて飛びつきます。いつまでも幼さや甘えが残る動物ゆえの行動ですね。

おもちゃで遊ぶ

おもちゃをカミカミするするコウくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
オオカミなどとは異なり、犬は成長しても好奇心旺盛で探索心も強い動物です。はじめて見たおもちゃにも飛びつき、噛んで遊びます。

ときにはおもちゃが壊れるまで遊びますが、中から綿が飛び出すなど、今度はおもちゃが壊れる様子が楽しくてさらに破壊する場合も。「おもちゃを壊さないで!」と犬に注意するのは、本能を考えたら無理な話かも……?
犬ならではの行動についてご紹介しました。犬の生態を知って、お互いに信頼しあえる関係を築けるといいですね。
お話を伺った先生/今泉忠明先生(哺乳類動物学者 日本動物科学研究所所長)
参考/2019年4月号『「ざんねんないきもの事典」シリーズで話題の今泉先生に聞いてみました!犬ってどんな動物なんだろう?』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります
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