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愛犬のウンチやオシッコに異変が!「これって病気?」に答えます!

愛犬の体調管理の一環として、ウンチやオシッコチェックは欠かせません。状態や量、頻度などに異変があると、飼い主さんは心配になりますよね。そこで今回は、病気の可能性があるウンチやオシッコについて解説します。

ウンチに粘膜状のものが付いていたら「大腸炎」かも

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寄生虫や腸内細胞の芽胞菌(がほうきん)が原因で「大腸炎」を発症すると、粘膜のまじった粘液が、ウンチと一緒に排出されることがあります。大腸炎はいつもと違う食べ物を食べたときや、ストレスで過敏症を起こしたときにも発症することがあるので、愛犬の行動を思い返してみてください。

この「粘膜便」が出るときには病気にかかっていることが多いので、早めに獣医師へ相談することが大切です。その際は粘膜便をラップで包み、乾かないよう注意しながら持参すると診断がスムーズにいくでしょう。

ウンチが出にくそうなら「便秘」かも

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排せつ姿勢をとっているのになかなかウンチが出ないときは、「便秘」になっているかもしれません。水を飲む量が減ったり運動不足だったりすると、便秘になることがあります。特にシニア犬は運動量が減り、水を飲みに行くことさえ面倒になるので便秘がちになることも。

愛犬に便秘が疑われる場合は、いつも与えているドライフードに水を加えたり、ウェットフードに変えたりして、積極的に水分を与えてください。サプリメントでお腹の調子を整えるのもいいでしょう。それでも便秘が続くようなら、獣医師さんの診断を受けましょう。

オネショをするなら「ホルモン反応性尿失禁」かも

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1年を通してオネショが続くようなら、「ホルモン反応性尿失禁」という病気の可能性があります。ホルモン反応性尿失禁は、若い時期に避妊手術を受けた大型犬に多く見られ、尿道の筋肉の働きに異常が起こる病気です。

一時的なオネショの場合、水分の取り過ぎが原因かもしれませんが、このような病気の可能性もあるため、念のため動物病院を受診しておくと安心です。寝るときにはオムツを付けたり、汚れてもいい布を敷いたりするなど対策をとりましょう。

少量のオシッコを頻繁にするなら病気ではなく「マーキング」かも

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マーキングは男子犬によくみられますが、実は女子犬もマーキングのような行動をとります。初めて行く場所や慣れない場所では、自分が安心できるように少量のオシッコをしてニオイを付けることがあります。

痛がるしぐさや色、ニオイなど、オシッコの状態に異変がなければ、病気の心配はないでしょう。しかし、好き勝手にマーキングをさせるのはマナー違反です。愛犬のリードを短く持ち、愛犬をコントロールしてください。
この他にも、ウンチやオシッコには病気の兆候があらわれることがあります。気になるときや心配な様子が見られる際には、かかりつけの獣医師さんへ相談しましょう。
参考/「いぬのきもち」2018年2月号『何かヘンかも!?気がかりだったアレコレに答えます!トイレのお悩みまるごと解決!健康編』(監修:東京動物医療センター副院長 南直秀先生)
文/HONTAKA
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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