犬と暮らす
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「変わった遊び」が好きな犬の実態を調査! 遊び方からわかる犬の性格の傾向を獣医師が解説
【調査】 愛犬は「変わった遊び」が好きなコですか?

すると、今回の調査では飼い主さんの約3割が該当する結果になりました。
【体験談】愛犬はどんな変わった遊びが好き?
- 「お散歩から戻り部屋に入ると、必ず同じぬいぐるみをくわえて部屋の中を走る」
- 「ゴハンのカリカリを口でくわえて飛ばして遊ぶを繰り返す」
- 「ついさっきまで寝ていたベッドをひっくり返して裏面にして、寝そべっています。下に潜って亀みたいになっていることもあります。突然始まるのでひとりワンプロのつもりなのか、戦い始めると飼い主から怒られるのをわかっていて声をかけてもらえるのを待っているのか……元の位置に戻すと、素直にそこに寝ます」
- 「寝具のマットレスの端を噛んだり、マットレスごと振り回そうとする」
- 「ベッドをケージから引きずり出してブンブン振り回す」
- 「おもちゃをくわえて頭ごと振り回す。急にスイッチが入って部屋中を数分間走り回る。家族は『運動会』と呼んでいます」
- 「氷を追いかけ回して最後は食べる」
- 「脱衣場についてきて足元の靴下を脱ぐのを待って、脱いだ途端にくわえて別室に持って行って振り回して遊んでます。取ろうとしたら、取られないように前足で靴下を押さえてます(笑)」
- 「ボール遊びが大好きな犬なのですが、たまにする遊びで、狩りの練習のように自分である場所にボールをセットし、しばらく眺めて、上から飛びついてキャッチします。キツネの狩りみたいです。チワワなのですが。。」
- 「変わった遊びというかひとり遊びで、ボールを自分で飛ばしてまるでサッカー選手みたいです」
- 「空のペットボトルをかじりながら床の上で転がして遊んでいます」
- 「テンションが上がると、お気に入りのおもちゃをくわえて体をクネクネ、おもちゃを背中に乗せるような動きでひとり遊びします」
- 「お布団に潜って、見つけてもらうのを待ってる」
- 「愛犬が鬼になって、かくれんぼをします。見えない部屋でマテをして、ドアやクローゼットの扉の裏やベランダなどに隠れ、一度見つけたところにいないと探し回る姿が愛らしく、『見つけた!』と喜んでなめてくれる愛犬が可愛く、お互い嬉しい気持ちになり楽しいひとときです」
- 「おもちゃを私が見える範囲で自分で隠してから腕などチョイチョイとして、隠したものを私に見つけさせる遊びを何回もしてきます。見つかるとすぐに隠して再び見つけさせる遊びが大好きで、一日に何度もしています」
- 「ガムのおもちゃを放り投げて遊ぶときがあります」
- 「ボール遊びをすると、わざと棚やソファの下などの自分では取れない場所に転がして、取ってくれって感じで要求してくる」
【獣医師解説】遊び方にあらわれる犬の性格の傾向
いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に聞きました。
「一般的に、犬は下記のような遊びを好む傾向があると考えられます。
・“取ってこい”などおもちゃを回収して届ける遊び
・優れた嗅覚や頭を使い探し物を見つける遊び
・ダンボールやおもちゃに思いっきり噛みついて壊そうとする破壊遊び
ひとり遊びが好きなコは、マイペースなところがあるのかもしれませんし、関わり遊びを好むコは、日ごろから飼い主さんと一緒に何かをするのが好きなのかもしれません。
また、おもいっきり体を使った遊びが好きなコは、アクティブなタイプなのでしょう。遊びの中にも慎重さが見られるコは、頭を使う遊びを好むことも。そうしたコは、落ち着いていたり比較的警戒心が強い性格の傾向があるのかもしれません」
飼い主さんと遊ぶことで、愛犬の心身にとって良い影響も
「飼い主さんと関わりながら遊ぶ場合、成功したら褒めてあげると犬の満足感が高まりますし、お互いの信頼関係が深まると思います。
また、マテなどの指示を交えながらメリハリをつけて遊ぶことで、学習にもつながるでしょう」
いぬのきもちWEB MAGAZINE『犬の変わった遊びに関するアンケート』
※アンケートは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年6月時点の情報です。
取材・文/雨宮カイ
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