犬と暮らす
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「洗面所にお父さんのタオルを運ぶ」のが得意なのに、たまに失敗してしまう犬 行動からわかることは?
毎日玄関で仕事帰りのお父さんから汗拭きタオルをもらうことが日課になっている、ベルちゃん。この日、飼い主さんがベルちゃんの「洗濯のお手伝い」の様子を撮影していたところ、カメラはクスッと笑ってしまうベルちゃんの姿をとらえていました。
タオルを持ってきたけれど…
ベルちゃんの行動について、飼い主さんに話を聞いた!
「ベルは父からタオルを預かると、持ち歩いたりなめたりしてしばらく堪能しています。いつもであれば『お洗濯するよ』と言うと洗面所までタオルを持ってきて渡してくれるのですが…あの日はまだ渡したくなかったのか、一応洗面所まで持ってきたものの、嫌そうな顔をして去っていきました(笑)
ベルの姿を見ていて、『人の言うことを聞きたくないときもあるのかな』と。近くまで持ってきて、『呼ばれたから来たけど、お父さんのタオルはまだあげないよ』と目で意思表示をしてくれたのだと思います」
今日はお洗濯のお手伝い失敗でした😂#コーギー pic.twitter.com/tyANIQajqx
— しお(ベル🐶) (@BELL_1030) September 4, 2023
【獣医師解説】「洗面所にお父さんのタオルを運ぶ」のが得意な犬が、たまに失敗する理由
「ベルちゃんは、毎日玄関で仕事帰りのお父さんから汗拭きタオルをもらうことが日課になっており、『お洗濯するよー』と言うと、洗面所までタオルを運んできてくれるとのことでしたね。
ベルちゃんはこれまでにも、タオルを運んで褒められ、喜んでもらえた経験を何度もしているのでしょう。そうした繰り返しによって、言葉と行動を結びつけて学習したのだと思います。
状況を把握して行動できるベルちゃんですが、たまに飼い主さんにタオルを渡さず、そのままどこかに行ってしまうこともあるようですね。
飼い主さんがおっしゃっているように、お手伝いをするよりも『まだまだお父さんのタオルを堪能したい、くわえていたい、遊びたいので渡したくない』という気持ちが勝ったのではないかと思います」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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