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飼い主の足を「枕」にしてぐっすり眠る柴犬 寝姿からわかる心理とは|獣医師解説

ペットカメラをのぞくと、幸せな光景が……!
飼い主さんの夫の足を枕にするつくしちゃん
「飼い主の脚を枕にする柴犬」
@shiba_294
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@shiba_294さんが「飼い主の脚を枕にする柴犬」と投稿していた、こちらの写真。飼い主さんの夫の足に“あご乗せ”をして眠っている愛犬・つくしちゃん(撮影時1才7カ月/柴犬)が写っています。

撮影時の状況を飼い主さんに聞くと、飼い主さんがお風呂から出たあとのことだったそう。リビングにつくしちゃんと夫がいなかったため、「ふたりで寝ているのかな」と思い、寝室にあるペットカメラをのぞいてみたのだとか。

すると、つくしちゃんと夫は写真のような状態でぐっすり眠っていたといいます。
飼い主さんの膝の上が大好きなつくしちゃん
つくしちゃんは、飼い主さんの膝の上が大好きなのだとか!
@shiba_294
微笑ましい光景を見たときのことを、飼い主さんは次のように話しています。
飼い主さん:
「つくしは、毎日私たちと一緒に寝ています。私か旦那どちらかの体のどこかに、必ず自分の体の一部をくっつけて寝るんです。それが足の間だったり、脇の下で腕に挟まれていたり、頭の上だったりと、場所はその都度違います。

あのときは足の間で、旦那の足が枕にちょうどよかったみたいです(笑) 見たときは、『幸せそうな顔して寝てるなぁ』『めちゃくちゃ可愛いなぁ』と思いました」
ニコッと笑うつくしちゃん
「撫でたら、にこーーーっ 控えめに言っても可愛すぎる」
@shiba_294
日常のワンシーンを切り取った投稿には、Xユーザーから「羨ましい。天国だあ。」「ワンコが飼い主の足を枕にするのは信頼の証だとか。愛されてますね」「寝顔かわいい」「あ、これ寝返り打てないやつ笑」などのコメントが寄せられ話題になりました。

飼い主さんは反響について、「とても驚いた」と話しています。
飼い主さん:
「思い出というか、日記代わりで投稿しているXでどんどん“いいね”が増えていき、最終的には1万以上の“いいね”がついてビックリです!

飼い主あるあるみたいで、『足痺れますよね〜』ってコメントも何個かきており、コメントを読みながらほっこりしました」

つくしちゃんってどんなコ?

笑顔が可愛いつくしちゃん
可愛らしい笑顔にキュン!
@shiba_294
とても人懐っこい性格だという、つくしちゃん。散歩をしていると、すれ違う人みんなになでてもらおうとするのだとか。

また、賢くて状況をよく見ているコだといい、こんなエピソードも。
飼い主さん:
「我が家は共働きのため、平日はつくしにお留守番をしてもらっています。つくしは毎日のルーティンが決まっているようで、飼い主が朝出かける時間になると自分からケージに入ってオスワリをし、飼い主がケージの扉を閉めるのを待っているんです。

ほかにも、散歩の時間になるとテレビ台の下でフセをして、ハーネスをつけてもらうのを待っていたりも。私たちの行動をよく見て状況を理解しているので、おりこうさんだなと感心しています」
ナデナデが大好きなつくしちゃん
ナデナデが大好きなつくしちゃん
@shiba_294
毎日可愛らしい姿を見せてくれるという、つくしちゃん。そんなつくしちゃんとの暮らしは、毎日たくさんの癒しであふれているようです。

【獣医師解説】飼い主さんの足を枕にして眠る犬の心理

飼い主さんの夫の足を枕にするつくしちゃん
「飼い主の脚を枕にする柴犬」
@shiba_294
つくしちゃんは、飼い主さんの夫の足に“あご乗せ”をして寝ていたようです。この光景からは、どのようなことが読み取れるのでしょうか。

いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に聞きました。
白山先生:
「ご主人の足の間であご乗せをして一緒に寝ている様子からは、つくしちゃんが家族をとても信頼している様子がわかります。

ペットカメラ越しに遠隔で飼い主さんが見ているので、完全に素のつくしちゃんの様子が捉えられているのでしょう。飼い主さんたちの匂いもするベッドで、つくしちゃんは幸せな気持ちで寝ていたのだと思います。

飼い主さんの足の間で寝たり、足を枕にして寝るのが好きな犬というのは……
・甘えん坊なコ
・寂しがり屋なコ
・マイペースなコ
・寒がりなコ
などの傾向が見られると思います」

愛犬とくっついて眠る際に、飼い主さんが注意したいポイントは?

白山先生:
「愛犬とくっついて眠るということは飼い主さんにとっても嬉しいことだと思いますが、いくつか注意したいポイントもあります。

たとえば、寝ている間に愛犬を踏んでしまったり、布団の中に閉じ込めてしまったりしないように気をつけましょう。 

ほかにも、冬用の寝具の掛け布団や毛布は、犬にとって暑くなりすぎる可能性があるので注意が必要です。小型犬の場合などは、寝具の重量で息苦しくなってしまうこともあるので、犬が布団から出たいと感じたときに自由に出入りできるように、逃げ道を確保しておいてあげる必要があります。

また、飼い主さんたちのなかには、上記のことを気をつけるあまり安心して眠れないという人もいるかもしれません。そのような場合は、お互いのためにも飼い主さんの布団の中に愛犬を入れないように徹底するほうがよいでしょう」

(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
写真提供・取材協力/@shiba_294さん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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