犬にとって人との生活にはストレスになる嫌なことがあふれています。気づかないでいると、飼い主さんとの関係が崩れるきっかけになることも。今回は犬が「イヤなこと」についてドッグトレーナーの岡田敏宏先生に伺いました。
「悪気なくしているお世話に、犬にとっての嫌なことが隠れていることも!」と岡田先生。愛犬にやってしまっていないかチェックしましょう!
イヤなこと1 愛犬がくわえて持っていったものを 力ずくで取り返す
愛犬が人の靴下などをくわえて持ち去るのは、それが大切で取られたくないと思うから。それを飼い主さんに無理やり取られれば「盗まれた!」と感じ、嫌な気持ちになります。
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愛犬には人のものと犬用のおもちゃの区別をつけるのは難しいため、出しっぱなしのものをくわえたり持ち去るのは当然。噛まれたくないものは愛犬の見えないところにしまいましょう。
イヤなこと2 散歩中にリードを引っ張って コントロールする
一般的な首輪やハーネスは引っ張ることを想定して作られていないため、引っ張ると愛犬の首や体を絞めてしまいます。続けると、愛犬が歩かなくなったり不安を感じたりします。
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散歩中はリードが張らないよう愛犬と目を合わせながら、並列で歩くのがベスト。おやつやおもちゃを使い、愛犬の視線を飼い主さんに向ける練習をしましょう。
イヤなこと3 愛犬がイイコトをしたのに声がけだけでほめる
声がけに喜びは感じますが、同時におやつやおもちゃなどのごほうびがないと、犬としては“がんばったのにうれしいことがない”状態。続けると言うことを聞いてくれなくなることも。
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ほめたいときは声がけだけでなく、おやつやおもちゃなど愛犬にとってのごほうびも与えましょう。ただしおやつは少量でも満足しますので、健康面も考えて与えすぎないように注意を。
イヤなこと4 しつけのトレーニングのときは声を低めにする
低い音は威嚇を連想させるため、飼い主さんに低い声を出されると身構えます。そんな嫌な持ちのままトレーニングをしてもモチベーションが続かず、身につきにくくなります。
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「しつけのトレーニングは楽しく行うほうが、覚えがよくなる傾向に」と岡田先生。飼い主さんの声は明るく、表情は笑顔で楽しい雰囲気で行うように心がけましょう。
愛犬と飼い主さんがお互いがストレスなく楽しく暮らすために参考にしてみてくださいね。
お話を伺った先生:岡田敏宏先生 (つけ教室「Pet LifeConsultingシンビオーシス」代表 家庭犬訓練士、動物看護師)
参考/「いぬのきもち」2024年5月号『お世話・しつけ・環境etc.じつはストレスだった!犬がイヤ!なこと21』
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。