犬は、飼い主さんに自分の気持ちを理解してもらえると、とても「うれしい気持ち」になるといわれています。そこで今回は、犬が「うれしい気持ち」と「悲しい気持ち」のときに見せる、しぐさや行動について解説します。愛犬のさまざまな気持ちを理解し、もっとHAPPYになりましょう♪
「うれしい気持ち」をわかってもらえると犬はうれしい
言葉を話すことのできない犬は、全身を使って自分の気持ちを表現します。愛犬の「うれしい気持ち」を増やすためには、まずはどんな風に愛犬が「うれしい気持ち」を表現するのかを知ることが大切です。
犬がうれしいときにするしぐさ・行動
しっぽを上げて軽快に振る
犬はしっぽを使って自分の感情を表現する動物です。愛犬がしっぽを立てて、軽快に振っているときは、「うれしい気持ち」のサインですよ。
口元を緩めて舌を出す
愛犬と遊んでいるとき、口元を緩めて舌を出していたら、それは飼い主さんとの遊びが楽しくて「うれしい気持ち」になっているサインです。また、このときの犬の表情は、なんとなく人の笑顔と似ているといわれることも。
軽やかに走っている
散歩中やドッグランなどで走っているときに「楽しい!」と感じると、犬は走り方がいつもよりも軽やかになります。また、瞳も大きく開いてキラキラと輝いているので、チェックしてみてください。
「悲しい気持ち」をわかってもらえると犬はうれしい
犬は長時間の留守番が続いたり、苦手なことがあったりするとストレスがたまって「悲しい気持ち」になります。「悲しい気持ち」は、犬を無気力にさせたり、飼い主さんの気を引くために問題行動を引き起こしたりする原因となることもあります。
しかし、犬は「悲しい気持ち」をしぐさや行動で表現することで、飼い主さんにSOSサインを送っています。愛犬からのSOSサインにいち早く気づいて対処してあげることで、犬は「うれしい気持ち」になるでしょう。
犬が悲しいときにするしぐさ・行動
指示に従わない
犬が「悲しい気持ち」を抱えているときは、「オスワリ」や「マテ」などの指示を出しても、それに従わなくなることがあります。
イタズラや問題行動が増える
犬は「悲しい気持ち」やストレスなどを感じると、無駄吠えが増えたり、モノを壊したりと問題行動が多くなるといわれています。
このほかにも、犬が「悲しい気持ち」になると、散歩中にリードを強く引っ張る、頻繁に同じところをグルグルと回るなどといった行動がみられることも。このようなしぐさや行動が見られたら、愛犬の心のケアが必要です。愛犬を「悲しい気持ち」にさせているのは何か、原因を探してみましょう。
今回は、犬の「うれしい気持ち」と「悲しい気持ち」の表現方法についてご紹介しました。愛犬の気持ちを理解し適切に対応することは、愛犬とのコミュニケーションのベースとなります。愛犬の「うれしい気持ち」を増やすためにも、犬のしぐさや行動の意味について学ぶことは大切ですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね!
参考/「いぬのきもち」特別編集『いぬの「うれしい」がふえる本』
文/hasebe
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。