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散歩デビューして間もないころに、飼い主の足の上に“ちょこん”と腰かけていた柴の子犬 行動からわかる心理とは?
散歩デビューして間もない子犬が見せた、胸キュンな姿とは……?

紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@mame11cham21さんが投稿していた、こちらの写真。愛くるしい瞳でカメラをまっすぐに見つめている愛犬・ちゃむくん(撮影時、生後3カ月半/柴犬)が写っています。
じーっと見つめる様子がなんとも可愛らしい一枚ですが、ちゃむくんのおしりのあたりに注目して見てみると……
じーっと見つめる様子がなんとも可愛らしい一枚ですが、ちゃむくんのおしりのあたりに注目して見てみると……

なんと、ちゃむくんは「飼い主さんの足の上」に腰かけていたのでした(笑) 思わずフフッと笑ってしまう光景について、飼い主さんに話を聞きました。
飼い主さん:
「散歩の途中にコンビニに寄った際の出来事です。私が買い物をしている間、ちゃむはほかの家族と一緒にコンビニの前で待っていました。
私が買い物を終えて家族のもとに戻ると、ちゃむは私の足の上にちょこんと腰かけたんです。お行儀良く座って待つ姿が可愛くて、悶えました(笑)」
「散歩の途中にコンビニに寄った際の出来事です。私が買い物をしている間、ちゃむはほかの家族と一緒にコンビニの前で待っていました。
私が買い物を終えて家族のもとに戻ると、ちゃむは私の足の上にちょこんと腰かけたんです。お行儀良く座って待つ姿が可愛くて、悶えました(笑)」

ちゃむくんの行動について、「撮影当時は、少し休憩がてら座っていたのかなと思った」と話す飼い主さん。しかし、今はこんなふうに思うそうです。
飼い主さん:
「実は、撮影当時は『お散歩デビューをしてまだ1カ月も経っていないころ』だったんです。なので、お散歩に慣れていない不安から、おしりをくっつけて安心したかったのかもしれません」
「実は、撮影当時は『お散歩デビューをしてまだ1カ月も経っていないころ』だったんです。なので、お散歩に慣れていない不安から、おしりをくっつけて安心したかったのかもしれません」
【獣医師解説】散歩中に飼い主さんの足の上に“ちょこん”と腰かける子犬の心理

ちゃむくんは、散歩中に飼い主さんの足の上に腰かけていたそうです。この行動からは、どのようなことがわかるのでしょうか。いぬのきもち獣医師相談室の原 駿太朗先生に聞きました。
原先生:
「飼い主さんもコメントされていましたが、ちゃむくんは信頼できる相手のそばで安心を得ようとしていたのではないかと思います。
不安もまだ多い外において、信頼できる飼い主さんが来てくれたことに安心し、より安心できるように体の一部をくっつけていたくなったのだと思います」
「飼い主さんもコメントされていましたが、ちゃむくんは信頼できる相手のそばで安心を得ようとしていたのではないかと思います。
不安もまだ多い外において、信頼できる飼い主さんが来てくれたことに安心し、より安心できるように体の一部をくっつけていたくなったのだと思います」
散歩中に犬が不安を感じているときに見せるしぐさは?
原先生:
「散歩中に犬が不安を感じているときに見せるしぐさとしては、下記のようなものが挙げられるでしょう。
「散歩中に犬が不安を感じているときに見せるしぐさとしては、下記のようなものが挙げられるでしょう。
・飼い主さんの足元にぴったり寄り添う
・頻繁に見上げる
・歩くのをためらってしまう
・しっぽを体の内側に巻いてしまう
・音に敏感に反応している
・頻繁に見上げる
・歩くのをためらってしまう
・しっぽを体の内側に巻いてしまう
・音に敏感に反応している
こういったサインが見られたときは無理に歩かせようとせず、少し立ち止まって落ち着くのを待つのがおすすめです。優しく声をかけたり、おやつを使って少しずつ前に進む練習をしてあげるのもよいでしょう」
1才になったちゃむくんは、飼い主さんにとって「とても愛らしい存在」

子犬のころに愛らしい姿を見せていたちゃむくんは、取材時1才になりました。お迎え当時は「とても元気でヤンチャなコ」という印象だったそうですが、一緒に過ごすなかでどんどん「甘えん坊なコ」になっていったのだとか。

そんなちゃむくんの性格や魅力がよくわかる、こんなエピソードがあるそうです。
飼い主さん:
「家の中では、常に飼い主の隣や足元でオスワリやフセをしています。家族がソファに座るたびに、足にピッタリとおしりをくっつけて座ってきたりも。
犬よりも人が大好きなので、ドッグランではほかの犬の飼い主さんの足元に座って休憩してしまうことも多く、『その方がそのままちゃむを連れて帰っても違和感ないな』と思うこともあります(笑)
みなさんに可愛がっていただけることが多く、ありがたいと思っています」
「家の中では、常に飼い主の隣や足元でオスワリやフセをしています。家族がソファに座るたびに、足にピッタリとおしりをくっつけて座ってきたりも。
犬よりも人が大好きなので、ドッグランではほかの犬の飼い主さんの足元に座って休憩してしまうことも多く、『その方がそのままちゃむを連れて帰っても違和感ないな』と思うこともあります(笑)
みなさんに可愛がっていただけることが多く、ありがたいと思っています」

立派に成長したちゃむくんについて、「とても愛らしい存在です」と話す飼い主さん。1才になったちゃむくんへの思いを聞くと、こう話していました。
飼い主さん:
「今後は、人だけではなくほかのワンちゃんとも積極的にコミュニケーションを取ってもらえるよう、お散歩やドッグランでたくさんの経験をさせてあげたいと思っています」
「今後は、人だけではなくほかのワンちゃんとも積極的にコミュニケーションを取ってもらえるよう、お散歩やドッグランでたくさんの経験をさせてあげたいと思っています」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原 駿太朗先生)
写真提供・取材協力/@mame11cham21さん/X(旧Twitter)
@cham.1121さん/Instagram
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
写真提供・取材協力/@mame11cham21さん/X(旧Twitter)
@cham.1121さん/Instagram
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※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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