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ずっと同じものだとキケン!? 犬の首輪やハーネスの「換え時」とは
この記事では、「首輪やハーネス、リードなどの換え時の目安」と「長く使い続けることで起こりうるトラブル」について、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します!
首輪やハーネス、リードなどの換え時の目安は?
そのためには、首輪やハーネスは同じものをずっと使い続けるのではなく、時々換えてあげなくてはなりません。換え時の目安として、次のことをチェックしましょう。
換え時1:体に合わなくなったとき
首輪やハーネスは、犬の体の大きさに合わせられるように調節機能がついていることが多いのですが、成長が早い中型犬や大型犬は成長するのにしたがって、換えなくてはならない場合があります。
成長期は頻繁に、愛犬の体格と首輪やハーネスサイズが合っているかチェックしてあげましょう。
「高齢になった」「病気をした」などの理由で痩せたときも、いつの間にか首輪やハーネスのサイズが合わなくなっていることがあります。
首輪・ハーネスを選ぶときのポイント
換え時2:古くなったときや壊れたとき
首輪やハーネスにほつれや亀裂はないか、留め具などは壊れたり緩んでいないか調べてください。
また、首輪やハーネスが古くなったり壊れたりすると、犬が急につけるのを嫌がったり、つけると痒がったりすることもあります。
犬がこのような様子を見せても、首輪やハーネスに異常が見つからなかったら、体に合わなくなっていないか、もう一度確認しましょう。
季節による愛犬の体格や毛量などの変化によっても、ハーネスや首輪の調節が必要なことがあります。
古くなると細菌が繁殖しやすい!
古い首輪・リード・ハーネスを使い続けることで起こるトラブル
- 脱走や交通事故
- ほかの犬とのトラブル
などの原因になることがあります。
愛犬が高齢や病気のために痩せて、いつの間にか首輪やハーネスがブカブカになってしまっていることもあります。
スッポリ抜けてしまうことがあるので、注意しましょう。
体に合わない首輪・ハーネスを使っていると、こんなトラブルも!
- 脱毛やスリ傷
- 皮膚炎
などの原因になることがあります。
おっとりした我慢強い犬が太ったことに、飼い主さんが気がつかず、小さくなったハーネスを使い続けていて、脇の部分に切り傷ができてしまった例も実際にあります。
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
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