犬と暮らす
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些細なことも原因に? 愛犬から嫌われてしまう飼い主さんの行動
愛犬に好かれたいし、自分のことをいつでも信頼してほしいーー飼い主さんであれば、そう思う人が多いでしょう。
愛犬から好かれるにはふだんのコミュニケーションが大切ですが、飼い主さんの「ある行動」によって、嫌われてしまう可能性もあるのだそうです。
今回、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
犬は飼い主さんのことを嫌いになることがある?

犬は、「楽しい」「嬉しい」「安心する」といった気分を味あわせてくれる飼い主さんに好感をもち、信頼します。
そのため、その反対である犬にとっての悪いコミュニケーションをとり続けていると、「飼い主さんのことが嫌い!」という心理がはたらき、一緒にいることが嫌になってしまうのです。
愛犬に嫌われてしまう可能性のある飼い主さんの行動

愛犬に嫌われてしまう可能性のある飼い主さんの行動については、たとえば……
- いいコにしていないからといって叱る
- 犬の嫌がることを無理にしようとする
- スキンシップをしてくれない
- 一緒に遊んでくれない
など。これらは、犬にとって良くないコミュニケーションといえます。
愛犬と飼い主さんが良好な関係を築くには…

飼い主さんが愛犬のことを大切に思っていれば、それが自然とコミュニケーションのなかでしっかりと伝わるはずです。
日頃から愛犬と飼い主さんが良好な関係を築くためには、以下のようなことを心がけましょう。
- ふだんからたくさん遊ぶ
- 積極的にほめるなど、犬にとっての良いコミュニケーションをとる
その結果として、飼い主さんのことが「好き」という心理がはたらき、飼い主さんのそばにいられることを、犬は幸せに思うでしょう。
愛犬に好かれすぎることも問題……?

ただし、愛犬に好かれすぎることによる「分離不安」には注意が必要に。これは、飼い主さんから離れたときに犬が強い不安を感じ、問題行動や体調不良を起こす病気のことです。
愛犬が分離不安にならないよう、適度な距離感で接してあげるようにしてください。

スキンシップを怠ったり、むやみに叱ったり……些細なことが、もしかしたら愛犬の心を傷つけていることもあるのかもしれません。
愛情をもって愛犬と接し、良い関係を築いていきたいですね!
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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