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寝てるからシーッ…愛犬への「やりすぎお世話」3選

突然ですが、みなさんはふだん、愛犬にどれくらい愛情を注いでいますか? 満面の笑みで話しかけたり、ほめるときは首の周りをワシャワシャするなどの行動で、好きな気持ちをわんちゃんに伝えている方は多いはず。ニコニコとうれしそうな顔を見ていると、ついつい甘やかしてしまいたくなってしまいますよね……( *´艸`)

しかし、いくら愛犬のことを思っていても、度を越したお世話をしていると困りごとに発展してしまうことが!
いったいどんなお世話は「やりすぎ」なんでしょうか? いくつか例を紹介しましょう。

抱っこのおねだりにすぐに応えるのは「やりすぎ」

飼い主さんがソファーに座っていると、飼い主さんの足を愛犬がチョンチョンとタッチ。「抱っこして♪」と言わんばかりの顔で見つめられたら、ほとんどの飼い主さんが抱っこしてしまうのではないでしょうか。愛犬のおねだりにすぐ応えてしまうのは、実は「やりすぎ」な対応。何度か繰り返すうちに、おねだりグセがついてしまうこともあります。

とはいえ、無視をするのもなんだか心苦しいですよね。そんなときは、「オスワリ」などの指示を出してみましょう。うまく出来たら、そのごほうびとして抱っこしてあげるのです。そうすることで、おねだりグセがエスカレートしにくくなりますよ。

室内でも防寒着を着せるのは「やりすぎ」

長い間服を着て生活してきた人間と違って、自分から服を着たいと思う犬はあまり多くありません。しかも、全身のほとんどを体毛に覆われているので、年中毛皮を着ているようなものです。13才以上のシニア犬であれば、体温調節が苦手な場合もあるので服を着せると寒さ対策になることもあります。しかし、犬が嫌がっているのに、無理やり服を着せ続けてしまうと、かえって皮膚病の原因になってしまうこともあります。

犬の寒さ対策には、服を着せるよりも、自由に潜り込める毛布や犬用ベッドを用意するのがベターです。日当たりや気温に合わせて、愛犬が居心地のいい場所を選べるようにすると、よりリラックスできますよ!

昼寝中の犬を起こさないように忍ぶのは「やりすぎ」

愛犬のお昼寝中、スヤスヤとかわいらしい寝顔を見るととても癒されますよね♪ でも、起こさないように些細な物音も立てずに過ごすのは、少し「やりすぎ」です。飼い主さんが神経質になってしまうと、愛犬もその雰囲気を感じ取ります。もしかすると、愛犬も神経質な性格になってしまうかもしれません。

愛犬がお昼寝中は、わざと大きな音を立てるなどのイジワルなことをしなければ、特別に気をつけなくても大丈夫です。むしろ、生活音がする中でもぐっすりと寝られる方が、愛犬もリラックスできて幸せです。

犬の「やりすぎ」お世話、いかがでしたか? 甘やかすだけがいい飼い主さんとは限りません。正しいお世話をしていれば、大好きな気持ちは、きっとわんちゃんにも伝わります。ぜひ参考にしてみてくださいね☆

参考/「いぬのきもち」2018年12月号「やりすぎお世話のボーダーライン」(監修:しつけスクール「Can! Do! Pet Dog School」代表 西川文二先生、ぬのかわ犬猫病院 田中分院副院長(現在/石田ようこ犬と猫の歯科クリニック院長) 石田陽子先生)
文/UTAにゃん
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