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資金繰りが苦しい保護団体…動物のためのオンライン寄付サイトとは?

総合オンラインストア・Amazonが、動物保護施設支援のためのプログラムを開始。協力するアニマル・ドネーションの活動とあわせてご紹介します。

1回目の記事|誰もが知っているあのAmazonが、動物保護施設支援のために動き出した!

愛犬がきっかけとなり、公益社団法人を設立

写真は、公益社団法人アニマル・ドネーション代表の西平衣里さん。いっしょに写っているのは、西平さんの愛犬・トゥルーくん。


前述のアマゾンの新プログラムを運営するにあたり、支援施設の選定・審査に協力している組織があります。
そのひとつがアニマル・ドネーション(以下アニドネ)。
日本初となる動物のためのオンライン寄付サイトを運営している公益社団法人です。
寄付サイトとは聞き慣れない言葉ですが、立ち上げのきっかけは、同法人代表・西平さんの愛犬だったそうです。

「愛犬は、迎えて1年ほど下痢や血便を繰り返しました。そのため動物病院をあちこち巡り、勉強してペット栄養管理士の資格も取りました。その際、いろいろと調べていくなかで、犬の繁殖のこと、殺処分のこと、動物保護団体と保護犬のことなど、犬を取り巻く現実を知ってしまった……。知ったからにはこの状況をなんとか変えたいと思い、動物福祉のための組織を立ち上げることを考えました」

現場の声から着想したオンライン寄付サイト

アニマル・ドネーション設立のきっかけとなったのが、西平さんの愛犬、トゥルーくん。子犬時代の不調がウソのように、今ではすっかり元気な体に!


組織設立に際し、前職で培ったリサーチ力を生かして1年間で70人以上もの人を取材したという西平さん。
結果、見えてきたのが「動物保護団体はみな資金繰りに困っている」という現実でした。どこもお金が足りず、スタッフが自腹で対処することも日常茶飯事だったそう。そしてみな口々に「お金があれば、あと1頭救えるのに……」と。

「お金がないなら、それを調達するしくみをつくろう!と。ただ、郵便局や銀行に出向いて振り込んで……という従来型の寄付は手間がかかる。そのため、サイト上での寄付というスタイルにしたんです」

こうして本邦初、動物福祉団体を支援するオンライン寄付サイト・アニドネが生まれました。

慎重に慎重を期して支援する団体を選定

アニマル・ドネーションでは、寄付使途の目的と内容を明確にするため、認定団体の活動をレポートし、公開しています。この写真は、認定保護団体のひとつ「ちばわん」による譲渡会の様子をレポートしたときのもの。


個人でお金を寄付する場合には、アニドネが認定した団体の中から支援したい団体を自分で選んで寄付する方法や、認定された団体のすべてに対して寄付する方法もあります。
ゆえに「認定団体の選定と審査は、慎重に慎重を期している」と西平さんは言います。

「皆さんから預かった大切なお金ですから、本当に犬のためにがんばっている人たちに届けたい。だから対象となる団体はしっかり審議させていただいたうえで認定し、支援者の思いを裏切ることがないようにしています。各団体がどのように寄付金を使ったのかがわかるよう、追跡調査もし、そのレポートをサイトなどで公開しています」
アニマル・ドネーションのシステムを図にすると、大まかにこのような流れに。お金の寄付は、クレジットカード決算のほか、Amazon Payでも可能。なおアニマル・ドネーションは税額控除対象の公益社団法人のため、寄付金の優遇税制対象になり、手続きすれば寄付した額の一部が還付されるそう。


※各情報は2019年8月1日現在の情報です

出典/「いぬのきもち」2019年10月号『犬のために何ができるのだろうか』
撮影(人物)/佐藤正之
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