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【獣医師監修】冬も水分不足に要注意!犬に水分補給させるコツとは

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犬の体の約7割を占める水は、犬の生命活動にとても大切なもの。そのため夏だけでなく、冬でもしっかりと水分補給する必要があります。冬に犬の飲水量が減りやすい理由や、それによって起こりやすい病気、冬でも水分補給させるコツを解説します。


監修/石田陽子先生(石田ようこ犬と猫の歯科クリニック院長)

犬にとって水はなぜ大切?

笑う犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

夏は熱中症対策で、愛犬に水を積極的に与える飼い主さんも多いでしょう。しかし、夏のみならず冬でも、犬には十分な水を飲ませなくてはいけません。

そもそもなぜ水が大切なのかというと、犬の体は60~70%が水分から成り立っていて、水がないと生命活動ができないためです。水を飲まずにいると体内の水分バランスが崩れたり、消化・吸収・体温調節・代謝機能に異変が生じたりします。最悪の場合は命にかかわることもあるため、冬でも毎日適量の水を与える必要があるのです。

冬に犬の飲水量が減りやすい理由は?

眠そうな犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

水を交換する頻度が減って鮮度が落ちるため

犬は新鮮な水を好みますが、冬は水飲み容器の中に水が残っていることも多く、交換や補充の頻度が減ってしまいがちです。すると水の鮮度が落ち、味が変わって犬が飲まなくなることがあります。

運動量が減るため

外が寒かったり雪が降っていたりすると、散歩の時間が短くなるなど、運動量が減ることもあるでしょう。また、寒いときは犬も暖かい場所から動かなくなりやすく、水を飲むきっかけが減ってしまい、飲水量が少なくなるのです。

飼い主さんが飲水量を気にしなくなるため

夏場は飼い主さんが愛犬に水分補給させようと意識する一方、冬はそれほど気にしなくなりがちです。そのため水飲みボウルが空になっているのに気づかないことも。

パンティングが少なくなるため

暑い中で運動すると、犬はハアハアと呼吸(パンティング)して体温を下げます。犬はこのとき水を飲んで水分を補いますが、寒い時期はパンティングすることも少なくなり、飲水量も減りやすくなるのです。

飲水量が減るとどんな病気が起こりやすい?

見つめる犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

尿石症(にょうせきしょう)

小さな結晶や結晶が固まった結石が、尿路をふさいだり尿路にたまったりする病気。飲水量が少なくなると、オシッコが濃くなって結晶ができやすくなるほか、オシッコと一緒に体外に排出されにくくなるため、冬に症状が出やすくなります。

細菌性膀胱炎(さいきんせいぼうこうえん)

膀胱に細菌がたまって炎症を起こす病気。飲水量が減ってオシッコの量が少なくなると、細菌が膀胱に長時間とどまりやすくなるため、冬に多く見られます。

腎臓病(じんぞうびょう)

“隠れ腎臓病”だった犬に症状が現れやすいのが冬。腎臓は水分量の減少に影響されやすく、冬場の尿検査で異常な数値が出て腎臓病が発覚するケースも多くなります。

歯周病(ししゅうびょう)

飲水量が減ることで口内の細菌が増え、歯周病が悪化しやすくなります。また、夏場よりヨダレの量が減り、口内が乾燥しやすくなるのも一因です。

冬場にも犬に水分補給させるコツは?

見上げる犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

冬でも愛犬にしっかり水分補給させられるよう、水の与え方を見直してみましょう。簡単にできるコツをご紹介するので、冬場の生活にぜひ取り入れてみてください。

給水器をボウルタイプに替える

犬の体の構造上、顔を上げて水を飲むボトルタイプの給水器だと飲みにくいことがあり、あまり水を飲みたがらなくなる犬もいます。また、ボトルタイプだと一度に出てくる水の量が少なめなので、より飲みやすいボウルタイプの給水器に替えるのもいいでしょう。

水飲みボウルを高くする

犬によっては、頭を下げて水を飲む体勢がつらい場合もあります。とくにシニア犬や関節痛のある犬は要注意です。体に負担がかからないよう、ボウルを台に置くなどして高さを上げ、自然な立ち姿で飲めるようにしましょう。

室内に水飲み場を増やす

犬が無意識に水を飲む回数が増えるよう、室内に水飲み場の数を増やすのもいいでしょう。

自動給水器を使う

犬にいつでも新鮮な水を与えるために、循環式の自動給水器を使うのもひとつの手です。フィルターでホコリや被毛などをろ過しながら自動で給水できるので、水の清潔さを維持するのに役立ちます。

フードを工夫する

ウエットフードはドライフードよりも水分量が多いため、ふだんの食事にウエットフードを取り入れるのもおすすめです。1日数回に分けて与えるドライフードの1回分を、ウエットフードに替えてみましょう。また、ドライフードをふやかすのもひとつの手です。

水にニオイや味をつける

水に愛犬好みのニオイや味をつけることで、犬が飲むようになる場合もあります。犬用ミルク、はちみつ、肉のゆで汁などを少量加えてみるといいでしょう。ただし味つきの水は傷みやすいため、こまめに取り替えてください。

いぬのきもちユーザーに聞いた!自動給水器ランキング

ぼーっとする犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

それでは最後に、「いぬのきもち」アプリユーザーが選ぶ自動給水器ランキングをご紹介します。愛犬に水を与える際の参考にしてくださいね。

自動給水器ランキング
1位ジェックス
ピュアクリスタル
ポンプで水を循環させながら、抗菌活性炭を使用したフィルターで汚れをろ過することで、きれいでおいしい水をつくる自動給水器。犬用は犬が飲みやすいボウル型になっており、犬種・飼育数・用途などに合わせて10種類から選べます。

>公式サイトはこちら
2位アイリスオーヤマ
ペット用自動給水機 PWF-200
活性炭入りフィルター付きの循環式自動給水器。アタッチメントを取り外しすることで、2通りの水流に切り替えることができます。

>公式サイトはこちら
3位ペティオ(Petio)
ディッシュ 給水器付き
ボトル型の給水器がついたウォーターディッシュ。水が少なくなると自動的に給水されます。

>公式サイトはこちら

犬の体に欠かせない水ですが、冬は飲水量が減少しやすいため要注意です。冬場でも飲水量が極端に減ると、体に不調を引き起こすおそれもあります。愛犬にしっかりと水分補給させ、冬場の健康維持に努めましょう。

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監修/石田陽子先生
獣医師。川崎市の石田ようこ犬と猫の歯科クリニック院長。
おもに歯科・歯周外科診療と行動カウンセリングを行う。
愛犬は和音くん(オス・12才/4.7kg/ミニチュア・ダックスフンド)

石田ようこ犬と猫の歯科クリニック

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