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若い犬ほど進行が早い⁉ 糖尿病がきっかけ⁉ 知っておきたい犬の「白内障」の真実
犬の白内障の種類は大きく2つある!
若年性白内障は、2才までに発症し遺伝が原因のもので、トイ・プードルやヨークシャー・テリアなど特定の犬種で見られやすい傾向があります。
一方、7才ごろから発症する加齢性の白内障は、犬種に関係なくすべての犬に発症する可能性があります。
若年性は早くて、加齢性はゆっくり⁉
監修の獣医師石田先生によると、若年性白内障は「目の白濁に気づいてから半年で失明してしまう犬もいるほど進行はあっという間」だそう。
加齢性白内障は、若年性白内障に比べると進行は遅く、正しく治療を続ければ3~5年は失明せずに生活できることが多いようです。
糖尿病になると白内障になる⁉
また、どこかにぶつかったり、段差などから落ちたりしたときにできたケガが原因で発症することもあります。
夕方の散歩で地面のニオイばかりかぐのは白内障のサイン?
しかし、飼い主さんがそれらのサインに気づいたときには病状が進んでいることがありますから、定期的な健康診断で早期に発見するのがいちばん大切です。
いかがでしたか? 白内障は薬で完治することが難しい病気ですが、飼い主さんが早めに発見してあげることで、点眼などで、進行を遅らせることが可能です。
早期発見できるように健診を忘れずに行い、サインなどを注意深くチェックしましょう!
参考/いぬのきもち20年7月号「犬の現代病ファイル Vol.14 白内障」(監修:石田ようこ犬と猫の歯科クリニック院長 石田陽子先生)
イラスト/フジマツミキ
撮影/殿村忠博
文/melanie
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