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愛犬の健康寿命UPにも! 犬の"お肌の調子がいい♪"が続く5つのお世話テク

犬の毛ヅヤは健康度の表れです!

新型コロナウイルス感染拡大など、さまざまなトラブルに見舞われた2020年。飼い主さんだけでなく、愛犬のストレスも気になるところですが、東洋医学には「心身一如(しんしんいちにょ)……心と体はお互いに強く影響しあう」という考え方があります。心が不安定だと、免疫力が低下して病気の引きがねになったり、体調がすぐれないと気分もまたふさぎこみがちになってしまいます。
つまり、愛犬に元気いっぱいでいてもらうためには、心・体のどちらか一方だけでなく、心身両方の調子を整えることが大切なのです。

そんななかでもまず大切なのが、愛犬の「肌&毛ツヤ」。人でも、ストレスなどが肌トラブルの原因になったりすることがありますが、犬でもこれは同じ。犬の被毛のツヤは健康度の表れですし、コシのある毛を育むには水分と油分のバランスがとれた、もちもちな地肌が不可欠なのです。

ここでは、愛犬の肌と毛の「調子がいい♪」を長く続けさせるためのお世話のコツを5つご紹介します!

1.ブラッシングで地肌をクリーンに

毎日のブラッシングで美肌に(イラスト/坂本彩)
毎日のブラッシングで美肌に(イラスト/坂本彩)
意外と大切なのがブラッシングです。毎日こまめにブラッシングをすることで、毛にまとわりついた汚れと不要な毛を除去。空気がよく通るようになり、新陳代謝が上がって地肌と毛の健康維持に役立ちます。愛犬の毛のタイプに合わせたブラシを使って、地肌をキレイにお掃除してあげましょう。

2.湿度を調整してうるツヤをキープ

これからの乾燥シーズンは要注意(イラスト/坂本彩)
これからの乾燥シーズンは要注意(イラスト/坂本彩)
人と同様、犬も肌の水分や油分のバランスが悪いと、フケやベタつきの多い肌になってしまいます。とくに夏は冷房をつけて過ごす、シャンプーの頻度が増えるなどでダメージを受け、乾燥肌になりがちに。部屋の湿度をチェックし、乾燥しているときは加湿器を置くなどで調整しましょう。これからの乾燥シーズンは要注意です。

3.保湿スプレー&温浴でまるごと肌パック

エステ気分でやってみても(イラスト/坂本彩)
エステ気分でやってみても(イラスト/坂本彩)
夏場にシャンプーの回数が増えた犬では、水分や油分が抜けて皮膚のうるおいが失われてしまっていることがあります。シャンプーの後は犬用の保湿スプレーをかけるなどで、全身のうるおいをキープしてあげるのがよいでしょう。マコモなどの入浴剤を入れたお湯で温浴させると、全身の肌パックになります。

4.亜鉛をプラスして肌の免疫力UP

食事もまた、美肌を保つには欠かせない要素。亜鉛は肌や被毛の健康を維持し、免疫力を高める効果があると言われています。ふだんのフードに、パルミジャーノやレバーなど、亜鉛が含まれた食材を少量トッピングしたり、サプリメントを与えてもよいでしょう。

5.人の手の温かみで、内側から「美肌」に

愛犬の肌をうるツヤ美肌に保つ最後のカギは、やっぱり飼い主さんとのスキンシップです。大好きな飼い主さんになでられると、リラックスして自律神経が安定しやすくなり、被毛にも光沢が出るように。手のひらをやさしく押し当てて、体温を伝えてあげましょう。飼い主さんの愛情こそが美肌の秘訣です。

5つのお世話で、愛犬を肌から健康に♡

毛ヅヤは愛情の表れかも(イラスト/坂本彩)
毛ヅヤは愛情の表れかも(イラスト/坂本彩)
いかがでしたか? 今回は体と心の健康のなかでも、もっとも身近な「肌」を健康にする秘訣をご紹介しました。肌の調子を整えることは、最終的には愛犬の健康寿命アップにもつながりますので、ぜひ試してみてくださいね。

参考/『いぬのきもち』2020年7月号「愛犬のカラダとココロにいいお世話」(監修:キュティア老犬クリニック獣医師 佐々木彩子先生、英国APDT認定ペットドッグトレーナー&獣医師 藤本聖香先生)
イラスト/坂本彩
文/影山エマ
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