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画面越しでのやりとりはストレスに? 愛犬と「リモート里帰り」をする際の注意点
この記事では、愛犬も参加する「リモート里帰り」の際の注意点について、いぬのきもち獣医師相談の先生が解説します。
愛犬も参加する「リモート里帰り」をする際の注意点
「犬の視力は意外と低く、0.2~0.3程度だといわれています。基本的に視界はぼやけている状態ですが、鋭い嗅覚や聴覚を使うことで、視力の悪さを感じさせないように動くことができているのです。
そのため、画面越しでのコミュニケーションとなると、『飼い主さんの声はするのに、ニオイでは感じないな』と思うかもしれません」
「そうですね。声は聞こえるのに大好きな飼い主さんのニオイはしないし、撫でてももらえないとわかると、声には反応するものの興味は長続きしないかもしれません。
そのような状態で画面越しに犬とコミュニケーションをとることは実際は無理ですし、ずっとその場にいさせるのはストレスかもしれません」
「犬は感情が人ほど複雑ではないので、声に反応して一瞬嬉しくはなりますが、実際はニオイも感じられないし、触れ合うこともできないので、すぐに興味を失うでしょう。
リモート里帰りの良い点は、飼い主さんが愛犬の顔を見られることです。実家に愛犬がいて、ふだんは離れて暮らしいている飼い主さんなどは、コロナ禍ではなかなか帰省もできないことと思います。
愛犬の負担にならない程度でコミュニケーションを取るのは、よいのではないかと思います」
画面越しに愛犬を登場させる場合には、ストレスにならないよう短時間でおこなってみてくださいね!
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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