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ケガにもつながる「NGブラッシング」に注意! 犬の換毛期に特に気を付けたいこと

冬毛から夏毛に生え変わる「換毛期」になると、犬の毛はいつも以上によく抜けるため、特に念入りにブラッシングをする必要があります。

そこで今回は、犬のブラッシングのコツやNGポイントについてご紹介。まずはブラッシングの必要性についておさらいしましょう。

どうして犬にはブラッシングが必要なの?

マルチーズ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ブラッシングには、犬の抜け毛や毛玉を取り除き、皮膚の通気性や被毛の保湿性を高める効果があるため、皮膚炎の予防につながります。また、ブラッシングすることで皮膚の血行が促進され、マッサージ効果も期待できるでしょう。

そのほか、こまめに行うことで、愛犬の体の変化にも気がつきやすくなり、ノミやダニ、しこりなどの早期発見にも役立ちます。

ラッシングは愛犬の健康管理のためにも、欠かせないお手入れのひとつです。

犬をブラッシングするときの2つのコツ

プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬をブラッシングするときは、以下のポイントに気を配りましょう。

毛玉をほぐしてからブラシをかける

ブラッシングをするときに、毛が引っ掛かったからといって力ずくで引っ張ると、皮膚に負担がかかってしまいます。引っ掛かりを防ぐためにも、ブラッシングの前に毛玉や毛のもつれをチェックし、指かブラシでほぐしてから行うようにしましょう。

毛の根元からしっかりととかす

ブラッシングをするときは、根元からしっかりととかすことも大切です。毛の表面だけだと、毛の中にもつれが残ってしまい、それが皮膚炎の原因になってしまうことが。
片手で毛をかき分けながら、根元からすくようにしてブラッシングしてあげましょう。

ケガにつながる場合も! NGなブラッシング方法とは

柴
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
以下のような方法で愛犬をブラッシングすると、ケガをさせてしまうおそれがあるのでやめましょう。

ブラシを強引に引っ張る・力加減が強すぎる

絡まった毛をとかそうとして無理にブラシを引っ張ると、皮膚に負担をかけるのはもちろん、部分的に脱毛してしまうおそれもあります。

また、ブラシをあてる力加減が強すぎると、擦過傷になってしまうことも。愛犬にブラシをあてる前に、一度自分の手にブラシをあてて、痛くない力加減か確認してみるのがおすすめです。

1日に何度もブラッシングを行う・合わないブラシを使う

ブラッシングは、適切な回数を適切な道具で行うことが大切。1日に何度も行ったり、毛のタイプに合わないブラシを使ったりすることはやめましょう。

毛のタイプに合うブラシはどれ?

ブラシを選ぶポイントとなるのは、愛犬の毛足の長さや毛質と相性がいいかどうか。
例えば、長毛や巻き毛の犬なら、ピンブラシやコームがおすすめ。短毛の犬はラバーブラシが向いています。どれにするか迷うようなら、短毛から長毛、巻き毛の犬まで共通して使える、スリッカーブラシを使ってみるのもよい方法でしょう。

正しいブラッシングで愛犬の健康を保とう!

チワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬の体を清潔に、健やかに保つためにも、適切なブラッシングの方法を身につけておきたいもの。今回ご紹介したブラッシングのコツも参考に、愛犬の健康を見守っていきたいですね。
参考/「いぬのきもち」2016年2月号『ポイントをおさえて愛犬の健康維持に役立てよう! 病気・ケガから守るお手入れ 厳選10』(監修:フジタ動物病院院長 獣医学博士 藤田桂一先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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