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飼い主に異変が起こったとき、犬が周囲に助けを求めることってあるの? 獣医師が解説

飼い主さんが散歩中に倒れてしまったときに、愛犬が周囲に助けを求める行動をとったというニュースが以前話題になりました。

実際、飼い主さんの身に何かが起こったときに、犬が助けを求めることがあるのでしょうか。今回、いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞きました。

犬が飼い主さんを助けようとすることはあるの?

芝生の上にいる柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
——散歩中に倒れた飼い主さんを見たとき、愛犬が吠えて通りかかったドライバーに救助を求めたというニュースがあり、「犬が飼い主さんを助けた!」と話題になりました。犬はそもそも、飼い主さんの異変に気づき、助けを求めるということはあるのでしょうか?

いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「犬の本能的に、助けることがあると思います。ただし、それは人間と同じように道徳的に救うというよりは、異変に気づくことができるという意味です」

——具体的に、犬は飼い主さんのどのような異変に気づけるのでしょうか?

獣医師:
飼い主さんの声や表情、行動などから、『普段と違う』と異変に気づくことができるのですが、ここまではほとんどの犬たちに認められると思われます。

ただ、このあとの『誰かに飼い主さんの異変を知らせに行く』などといった救助の行動は、すべての犬ができるかどうかはわかりません」

——興味深いですね。

獣医師:
「近年さまざまな研究が行われ、異変に気づき救助行動に出る犬の割合は、過半数を超えているともいわれています」

膝の上にいるシー・ズー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
多くの犬たちは、飼い主さんの声や表情で異変を感じることができるようです。犬の奥深さを感じられるのではないでしょうか。


(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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