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<PR>フィラリア症に要注意!獣医師に教わる【愛犬を守るための知識】とは?※体験談あり※
そこで、愛犬を守るために飼い主さんが知っておきたい4つの知識を獣医さんに伺いました。フィラリアをはじめとした、犬にとって危険な寄生虫の種類やその対策方法をご紹介しますので、しっかり確認しておきましょう。
↓↓記事の後半では、愛犬がフィラリア症にかかってしまった飼い主さんの体験談もご紹介します。↓↓
その1:犬が気をつけるべき寄生虫には、どんな種類がありますか?
▼獣医師Answer
●フィラリア……蚊が媒介する寄生虫で、犬の心臓や肺動脈に寄生することでフィラリア症を発症します。フィラリアは成虫になると30cmにもなる糸状の寄生虫です。
●ノミ……犬や猫の被毛の中に潜み、血を吸って生きている寄生虫です。
●マダニ…日本には40種類以上が生息しており、あらゆる気候・場所に適応して繁殖しています。
その2:犬がフィラリアに感染してしまうと、どのような症状が出ますか?
▼獣医師Answer
・咳が出る
・元気がない
・食欲がない
・尿に血液が混じる
万が一発見が遅れ、重症化してしまうとさらに深刻な症状があらわれます。
・立っていられなくなる
・お腹が膨れ、足がむくむにも関わらず、体はガリガリに痩せ細る
ここまで深刻化すると、命を失う場合もあります。フィラリアの成虫を取り出す手術もあり、その場合は頸静脈(けいじょうみゃく)を切開し、特殊な器具を使って成虫を引っ張り出すという方法が取られることがあります。非常に過酷であり、犬にとっても大きな負担のかかる手術です。
また、治療したとしても、心臓疾患や後遺症が残る場合も多く、通院や治療を少なくとも数年間続けなければなりません。フィラリア症の治療はとても過酷で、犬に大きな負担を強いる感染症だと言えるでしょう。
【愛犬がフィラリア症にかかってしまった飼い主さんの体験談】
フィラリア症は、一度感染してしまったら二度と健康には戻れません。一生抱えて生きていく病気です。
当初は里親が見つかるまで預かるボランティアでしたが、なかなか里親が現れず時間が経っていきました。そのうち、健気に治療を頑張るこのコの姿を見ていると、必ず治してやりたいと強く想うようになり、家族として迎えることを決心しました。その後1年の通院を経てフィラリア検査結果が陰性になりましたが、今も後遺症には苦しめられています。
咳の発作が出たり、ちょっとしたことでも驚くとフラっと倒れてしまったり、最近では腹水も溜まるようになってしまいました。これらすべて、フィラリア症によって心臓の形が変形してしまった後遺症だそうです。毎日お薬を飲んで、やっと症状を抑えている状態です。
チロは現在15才と推定されていますが、上記の症状以外は目も鼻もよく利き、足腰もとても丈夫なので、フィラリア症にさえなっていなければもっと元気に残りの時間を過ごせたはずなのに…と心から悔やまれます。」
チロちゃんの飼い主 S.Nさんより
その3:寄生虫の感染症にかからないために、どう対策すればよいでしょうか?
獣医師Answer
1、動物病院で、寄生虫駆除剤と予防推奨期間を確認すること。
2、推奨期間をきちんと守って、寄生虫駆除剤を投与すること。
3、体調がいつもと違うと感じたら、すぐに動物病院を受診すること。
フィラリアやノミ・マダニは、駆除剤をきちんと投薬していれば対策のできる寄生虫です。『愛犬に感染させないこと・他の犬に広めないこと』これは犬を飼う上でのマナーです。ぜひ地域ぐるみで対処し、その意識を社会全体で高めていきましょう。
その4:コロナ禍の今、愛犬のために意識すべきことはありますか?
獣医師Answer
まとめ
通院のための外出が不安なかたもいるかもしれませんが、寄生虫駆除剤は1年分や数カ月分をまとめて処方してもらえることもあるので、通院回数は少なくて済みます。さらに、フィラリア症予防、ノミ・マダニ駆除、複数のお腹の虫駆除がまとめてできる「オールインワン」の駆除剤もあります。おやつのような美味しい薬もあり、愛犬にとってストレスがありません。ぜひ一度かかりつけの獣医師に相談してみてください。
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