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犬回虫症[いぬかいちゅうしょう]

犬回虫症の症状と治療、予防方法

解説

体長7~15cmほどの白い虫が、おもに小腸に寄生して消化器官に障害を与えます。母犬が感染している場合、子犬はおなかの中にいる間や母乳によって、あるいや回虫を飲み込むなどして感染します。成犬ではあまり症状が出ませんが、子犬の場合、嘔吐や下痢、貧血などの症状を起こし、ほうってほくと危険です。

犬回虫症の治療

駆虫薬を飲ませるか、注射します。投与から2週間以降に再検査を行い、結果によっては再度投与を行います。

犬回虫症の予防

犬回虫の寄生を防ぐ予防薬を使用します。また、排泄物はすばやく片づけ、犬の生活環境を清潔に。散歩中、ほかの犬の排泄物に近寄らせないよう注意しましょう。繁殖を予定しているメスの犬は、必ず交配前に体内に寄生虫がいないか検査を行い、感染していたら繁殖をあきらめるか、治療後に繁殖させましょう。
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