犬が好き
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「少しでも犬を助けることにつなげたい」保護犬のためのカフェを開業した女性、その想いを聞いた
個人で保護犬にあえるカフェを開業!
“保護犬とふれあえるカフェ”とは、カフェスタイルの店内にいる保護犬たちと、お茶を飲みながら気軽にふれあうことができる場所。
家族に迎えたいと思う保護犬と出会えた場合、オーナーさんが定めた条件を満たせば、譲渡してもらえます。
犬のために何かしたいという気持ちから行動開始!
「学生時代から犬の保護活動に興味があって、自立したら保護犬を迎えようと思っていたんです。それで動物保護団体のホームページを検索すると、私のような単身者は譲渡の条件に合わなかったんですね……」と鳥海さん。
そこで、少しでも犬を助けることにつなげたいと考え、ペットショップの中でもあまり環境がよくないと評判のお店を回り、そこから犬を迎え入れたいと思いました。
ペットショップでのある柴との出会い
2015年に迎えた柴のレオンくんは、今では鳥海さんのお店の看板犬として活躍する、大切なパートナーです。
「レオンは生後5カ月までペットショップで暮らしていたためか、社会性が身についていなく、とにかくビビリな犬でした。愛情をたくさん注いで散歩も少しずつ慣らしていくようにしました」(鳥海さん)
保護犬とふれあえるカフェ開業が夢に!
そんななか、「寂しがりやのレオンといっしょにいる時間をもっと増やしてあげたい」と思うようになり、その一方で「保護犬を助ける活動をいつか個人で立ち上げたい」という強い思いも持っていました。
「いろいろと考えているうちに、私は飲食業界で働くことも大好きなので、“保護犬とふれあえるカフェ”をつくってみよう!と思い立ったんです。カフェを通して多くの人に保護犬の存在を知ってもらえるし、お店の中でレオンともずっといっしょにいられるならって」(鳥海さん)
次回は、鳥海さんのカフェ開業までの道のりついてご紹介します。
出典/「いぬのきもち」2021年10月号『犬のために何ができるのだろうか』
取材・文/袴 もな
撮影/尾崎たまき
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