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知名度抜群!斑点が魅力的な”ダルメシアン” どんな犬か知ってる?

映画に登場するなど、美しい斑点模様の外見も相まって、知名度の高い犬種・ダルメシアン。今回はそんなダルメシアンについて、キャリッジ・ドッグとして活躍していた歴史や特徴、病気やお手入れの注意点について、動物ジャーナリストの藤原尚太郎先生にお話を伺いました。

ダルメシアンってどんな犬?

ダルメシアンのふくちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ダルメシアンは、古代エジプトの壁画や1360年ごろのイタリアの壁画など、ヨーロッパ・アフリカの複数の地域でその痕跡が残されていることから、もともとは移動民族とともに各地をついてまわっていた犬ではないか、と考えられています。
移動民族が定住するようになると、猟犬や馬車を警護するキャリッジ・ドッグとして活躍するように。近年では美しい斑点模様が注目され、コンパニオン・ドッグとして世界中で愛されています。

長距離を移動するのが得意で、体力がある犬種です。毎日の散歩はもちろん、飼い主さんと遊ぶ時間を積極的につくったり、ドッグランで思う存分走らせるなどして、運動量を確保してあげましょう。

ダルメシアンの特徴は?

ダルメシアンのかぐらちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ダルメシアンの象徴である斑点は、1頭ずつ入り方が違うため、個性が光ります。足や胸には筋肉がつき、腰まわりがきゅっと細いため、全身が引き締まった印象に見えます。細長く伸びたしっぽを力強く動かして、さまざまな感情を飼い主さんに伝えます。

カラーはブラック×ホワイトとレバー×ホワイト

ブラック×ホワイトは、ホワイトをベースに大小の黒い斑点が全体的に入る"ザ・ダルメシアン"な色の組み合わせです。
レバー×ホワイトは赤茶色(レバー)の斑点が入ります。もう少し茶色の色みが強い場合はブラウンと呼ばれることも。

ダルメシアンは目の病気に注意が必要

ダルメシアンのりおんちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
眼球内部の圧力が高まり、視力が失われる緑内障にかかりやすい傾向があります。まぶしそうなしぐさや目の大きさが左右で違うなどの変化が見られたらすぐに受診しましょう。お手入れ面では、斑点を美しく見せるためのブラッシングは欠かせません。獣毛ブラシを使うと、つややかな被毛が維持できます。

ダルメシアンと暮らす飼い主さんの声

ダルメシアンのみしぇるちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
最後に、実際にダルメシアンを飼っている飼い主さんから「いぬのきもち」本誌に寄せられた体験談をご紹介します。
「2頭とも運動するのが大好きなので、運動不足にならないように心がけています。毎日庭に出し、2頭で遊ばせたり、定期的にドッグランで思いきり走らせたりすると、とても生き生きとした表情になります!」(愛知県 Tさん)

「トレーニング中は落ち着いて指示を聞いてくれるうえ、5回ほど練習すると指示を覚えるなど、飲み込みが早いです。おかげで、基本的なしつけで困ることはほとんどありませんし、トレーニングも楽しくできています♪」(アメリカ合衆国 Sさん)
美しい外見もさることながら、陽気で明るい性格など多くの魅力をもち、世界中の人々から愛されているダルメシアン。斑点模様や性格はもちろん個体差がありますが、だからこそ一頭一頭の個性的な魅力に惹きつけられるのかもしれませんね。
お話を伺った先生/藤原尚太郎先生(動物ジャーナリスト)
参考/「いぬのきもち」2018年8月号『犬種Selection vol.02 ダルメシアン』
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で「ダルメシアン」として投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
※犬の体格や性格には個体差があります。
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