犬が好き
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柴犬あるある、遊びで興奮中にふと目が合って気まずくなるとこ|連載「ここ掘れここ柴」vol.148
今週の「柴犬のここが好き」
目が合った時の気まずい空気も好き。
(あ・・・見られた。)
そんなはずはないのに、柴犬さんの頬に汗がツーっと流れたように見えます。
見られたくなった。
恥ずかしいのか、罰が悪そうな柴犬さんを見ていると、
目が合ってしまったこちらの方が申し訳ない気持ちになります。
「み、見てないよ。知らないよ。しっぽでくるくるしようとしてたなんて全然知らないよ」
取り繕って見ますが、そういう時の柴犬さんの洞察力は優れていて、嘘は簡単にバレてしまいます。
気にしないでいいのにと思うのですが、逆の立場だったらちょっと気まずい感じになるのは理解できます。
ちょっと子供っぽいことをしていると思っているのかな。
でももしかしたら、柴犬さんは全然違うことを考えているかもしれないですね。
何かこれにはすごく大切な意味があって、その動きをご主人に見られてはいけないという決まり事があるとか…。
(ツルの恩返しのツルの機織りのように)
いずれにせよ、申し訳ないと思いながらもこの表情がたまらなく好きなんですよね。
今週のおまけ
いつ、どこでスイッチが入るのか、それは私たちにもわかりません。
ウトウト・・・昼寝をしていた母の後ろで、急にスイッチが入ったこよみさん。
母が寝ているかどうかなんて、全くおかまいなしです。
母の後ろで高速ホリホリ。
ハアハアと息を切らして、たまに大きな声を出しながら必死で掘り続けています。
息を潜めて、こよみのホリホリが終わるのを待つ母。
じっと、動かずに。
「こよみさんを邪魔してはいけない。」
こんなにも気を使っているのに、写真を撮った私に気がついたこよみさん。
「誰や!!」
振り向いたこよみさんの、少し狂気じみた表情。
ますます小さく固まる母。
笑いをこらえる私。
こよみさんのスイッチが入ると、いつも我が家は笑顔に包まれます。
どういう意図があるのかはわかりませんが、おそらくこよみさんにとって大切な時間なのでしょう。
どこでスイッチ入れてもいいから、
笑っても怒らないでね。
作者紹介:ここ柴
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