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柴犬あるある、ぐっすり寝てるときに前足が落ちそうで落ちないとこ|連載「ここ掘れここ柴」vol.239

今週の「柴犬のここが好き」

ぐっすり寝てるとき、おててが落ちそうで落ちないとこ。

落ちて起きたらかわいそうだから、
落ちないでね~

漫画のように「スヤスヤ…」という文字が見えるんじゃないか思うほど、本当に気持ちよさそうに寝ていることが多いです。
しかしそんなときに限って、ベッドの縁にかかっているおててがなんとも絶妙な位置にあったりするのです。
経験のある方も多いのではないでしょうか。

すごく気持ちよく眠っていたのに、顎に置いていた手が外れたり、机の端から腕が落ちたりしてびっくりして飛び起きること。
あれは本当にびっくりします。
あんなに気持ちよかったのに、急に高いところから落とされたような、恐怖すら感じる目覚め。

愛する柴犬さんにはそんな思いをしてほしくないのです。
かといって、おててが落ちないようベッドの中にしまおうとすると、触れた途端に目を覚ましてしまうでしょう。
あのギリギリのおててが落ちないことをただ祈るばかり。

それにしても、あんなにおててを曲げて、痛くないんかな?
あれは手首なんかな。
起きたとき痺れてへんかな。
寝顔を見つめていたはずが、気になるところが次から次へと出てきます。

本犬はそんなこと全く気にすることなくスヤスヤ寝て、いつの間にか起きて別の場所で寝るのです。
びっくりして飛び起きたのか、痺れててすぐ立てなかったのか、それを見届けることもなく、いつの間にか移動してまた寝ている姿を発見するのです。
柴犬さんは大抵のことは自分一人で解決するのですよね。

今週のおまけ

これは、ギリギリ落ちないように必死で耐えているこよみさんです。
自分でこねくり回して丸めたベッド。
そこに無理やり乗っかったものの、ずりずり落ちてこの状態に。

しかし、こよみさんは言います。
「ベッドに乗ってるし」と。

ベッドに乗っているのは足だけ。
それはベッド寝ているとは言えないんじゃ…と思ったのですが、いや、よく見てみると前足も後ろ足も4本すべてベッドに乗っている。
ということは、これはベッドに乗っているということでいいんじゃないか。

後ろ足が落ちたら、もうそれは"乗っている"ではなく、ベッドに"しがみついている"です。
ただ、今のこの状況は"乗っている"でいいのでしょう。
乗っているかいないかがどれほど重要なのかと言いたくなりますよね。

何が言いたいかと言いますと、
「ちょっとの衝撃でも落ちてしまいそうな後ろ足が落ちないように必死で耐えているこよみさんがかわいい」
ということです。
重ねた後ろ足、下の足なんかもうプルプルしてるんじゃないの?

そしてやはり、私は結末を覚えていません。
きっと見ていないのでしょう。
どすんと後ろ足が落ちたのか、こよみさんがそろりそろりと足を下ろしたのか…
どうしていつも最後まで見届けないんだろう。
もう少し粘り強さを持って見届けたいと思います。

それにしてもこよみさん、どうしてそんなに鋭い目でこちらを見るんだい?

作者紹介:ここ柴

京都府在住。柴犬の魅力をイラストで表現してSNSで発信、共感を呼び、「ここ柴部」のハッシュタグとともに話題に。そのイラストは、ドラマ・映画「柴公園」のエンドロールにも登場。柴犬たちのクスッと笑える生態を描いた書籍「柴犬のここが好き」を出版。

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