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帰宅1時間前から玄関を見つめていた愛犬、どんな気持ちなの?獣医師が解説
「玄関を凝視してるやん(涙)」
飼い主さんが帰宅するまであと1時間もあるというのに、むぎちゃんは玄関を凝視していたとのこと。その様子を見たときは、飼い主さんも「こんなに待ってくれているの!?」という驚きとともに、「お留守番で寂しい思いをさせていたかも……」という申し訳ない気持ちを覚えたといいます。
外出時はあっさりしているだけに、この反応は驚いた!
それが、夕方頃になり飼い主さんの帰宅する時間が近づいていると察したのか、あのような切ない姿に変わってしまうのですからなんだか泣けてきますね。
飼い主さん:
「夕方になって少し寂しくなったのか、だいたいの帰宅時間をわかっているのでしょうか。帰宅する1時間も前からあんな風に待たれていることを、このときに初めて知りました」
帰宅後は大歓迎で迎えてくれた!
飼い主さん:
「座って靴を脱ぐこともできないくらい、激しいペロペロと『なでて!』のアピールがありました」
【獣医師解説】飼い主さんの帰宅1時間前から玄関を見つめていた犬の心理
このときのむぎちゃんの心境について、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生によると、
山口先生:
「むぎちゃんは、飼い主さんの帰宅が楽しみだったのではないでしょうか」とのこと。
むぎちゃんのように、「飼い主さんが帰ってくるよりも、かなり前から帰宅を察知する」という犬は多いようですが、どのような理由があるのでしょうか。
山口先生:
「飼い主さんの帰宅時間が大体決まっている場合は、飼い主さんの足音や車の音などが聞こえる前に察知できると思います」
山口先生:
「むぎちゃんはお留守番に苦手意識がないのでしょう。“ひとり時間”を楽しむ余裕があるので、飼い主さんのお出かけ時もマイペースに過ごしているのではないでしょうか」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/藤真もとみ
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