犬が好き
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柴犬あるある、おトイレしているとことろを見られると、お耳が後ろにそっちゃうとこ|連載「ここ掘れここ柴」vol.274
今週の「柴犬のここが好き」
「そ、そんなに見ないでくださいよ〜」
恥ずかしいのかな?
本当のところは分かりません。
力が入った時にお耳が後ろに引っ張れるのかもしれないし、おトイレが気持ちよくてそうなるのかもしれない。
ただ、その時の表情がちょっと頼りなくて恥ずかしそうに見えるのです。
おトイレの時って無防備ですもんね。
ちょっと不安な気持ちがあるのかもしれません。
ご主人が見張ってくれていて安心するのか、ご主人に見られてさらに緊張しちゃうのか。
「あ、そろそろ大きい方が出るな。」と身構えた時にお友達の姿が見えて、ひゅっと引っ込んじゃう時ありますよね。
あのなんとも言えない気まずい雰囲気も好きです。
やっぱりそこは見られたくないよね。
わかる、わかるよ。
そんな空気を全く察することなく「こんにちは〜!!」とやってくるお友達の純真無垢な感じもまたいいのです。
犬間関係も色々あって観察するのは面白いものです。
今週のおまけ
話しかけても目を合わさず、すーっとお耳がそるのです。
この時、一体何が気まずかったのか覚えていませんが、気まずそうですよね。
「なあ、こよちゃん。なあなあ。ちょっとこっち向いて」
「・・・」
「なあって」肩ポンポン
「・・・・」
何も聴こえていません。
視界にも入っていません。
触られてもいません。
「もーっ」ハグしてぎゅーっ。
「・・・」スッ。
重い腰を上げて立ち去るこよみさん。
やめてというわけでもなく、スッと私の腕から抜けて立ち去るこよみさん。
残された私の方が気まずいんですけど。
おそらく、こよみさんのこの気まずそうな雰囲気に意味はありません。
ただ、ちょっとお耳を逸らして座っていただけ。
そこにいつも私が勝手にストーリーをつけてしまうのです。
こよみさんの表情から全てを読み解くことは不可能です。
私の推測でしかありません。
でもそれがたまたま合致することもあるかもしれない。
それくらいでいいんだと思います。
作者紹介:ここ柴
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