犬が好き
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偽善の動物保護団体には気をつけようね、でも本当は。「穴澤賢の犬のはなし」
※公開時から記事の一部の表現を修正しました
けれど本心では、そもそも動物保護団体の必要性がなくなる日が来ればいいのにと願っている。保護しなければいけない犬猫の向こうには色々な問題があるとは思うが、ほとんどすべては人間の事情であり、彼らの方から「私を飼ってくれませんかね?」とやって来るわけではないのだから。
※追伸
先日書いた記事について、初期にボランティアをしていた方から、残念ながらご指摘の通りで、最初の頃にいた志の高い社員さんもほとんど辞めましたとメッセージが届いた。実はこのような話は一人ではなく、記事を書く前から複数聞いていました。一応、報告まで。ただ、特定の団体を非難する意図ではなく、将来は動物愛護団体が必要なくなればいいのにというのが本心で書きました。
プロフィール
穴澤 賢(あなざわ まさる)
1971年大阪生まれ。2005年、愛犬との日常をつづったブログ「富士丸な日々」が話題となり、その後エッセイやコラムを執筆するようになる。著書に『ひとりと一匹』(小学館文庫)、自ら選曲したコンピレーションアルバムとエッセイをまとめたCDブック『Another Side Of Music』(ワーナーミュージック・ジャパン)、愛犬の死から一年後の心境を語った『またね、富士丸。』(世界文化社)、本連載をまとめた『また、犬と暮らして』(世界文化社)などがある。2015年、長年犬と暮らした経験から「DeLoreans」というブランドを立ち上げる。
ブログ「Another Days」
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大吉(2011年8月17日生まれ・オス)
茨城県で放し飼いの白い犬(父)とある家庭の茶色い犬(母)の間に生まれる。飼い主募集サイトを経て穴澤家へ。敬語を話す小学生のように妙に大人びた性格。雪と花火と暴走族が苦手。せっかく海の近くに引っ越したのに、海も砂浜もそんなに好きではないもよう。
福助(2014年1月11日生まれ・オス)
千葉県の施設から保護団体を経て穴澤家へ。捕獲されたときのトラウマから当初は人間を怖がり逃げまどっていたが、約2カ月ほどでただの破壊王へ。ついでにデブになる。運動神経はかなりいいので、家では「動けるデブ」と呼ばれている。
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