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諦めていた雪が【穴澤賢の犬のはなし】

少し前に『雪を心待ちにする48歳』で書いたが、その時点で2月だったからもう今シーズンは雪遊びできないだろうと半ば諦めていた。予想通り、それからはどんどん暖かくなっていった。

帰る日の朝起きると

3月7日に山へ行ったときも、ポカポカ陽気で少しドッグランで遊んだ後は、うっかり昼寝してしまったり。この冬何度は雪が降っていたが、タイミングが合わなかったのが残念だった。ところが、8日の朝起きて外を見てびっくり。なんと、雪が降っているではないか。
しかもちょっと積もっている。あいにくボタ雪で5センチ程度だが、贅沢言ってる場合ではない。やった、雪だ。お前ら好きなだけ走ってこい!と外に出る。

プライベートドッグラン駆け回る

おー、嬉しそうなこと。そうか、楽しいか。よかったよかった。
新雪の上を走るのは気持ちいいだろう。頑張ってせっせと草刈りしてドッグランを作った甲斐があった。
プライベートドッグランがあるなんてすごく贅沢なんだぞ。わかってないと思うが。
しかしまさか3月に雪が積るなんて思っていなかった。きっと今年はこれが最後だろう。願いがかなって雪遊びさせてやれてよかった。

新型コロナウイルス、みんな大丈夫?

と思っていたら、新型コロナウイルスの感染拡大でそんな悠長なこと言ってる状況じゃなくなってきたね。みんな大丈夫? 的確なアドバイスが何もできないのがはがゆいけど、テレビだけじゃなくできるだけ情報を集めて、パニックにならず、落ち着いてなんとか乗り切ろうね、お互いに。

(補足)
※専門家でもないのにしたり顔で話す人の話は信用しない。
※専門家の場合、その人が何を言ってきたか過去の発言をチェックしよう。
※海外の状況も含めてできるだけ違う角度からもチェックしよう。
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プロフィール
穴澤 賢(あなざわ まさる)
1971年大阪生まれ。2005年、愛犬との日常をつづったブログ「富士丸な日々」が話題となり、その後エッセイやコラムを執筆するようになる。著書に『ひとりと一匹』(小学館文庫)、自ら選曲したコンピレーションアルバムとエッセイをまとめたCDブック『Another Side Of Music』(ワーナーミュージック・ジャパン)、愛犬の死から一年後の心境を語った『またね、富士丸。』(世界文化社)、本連載をまとめた『また、犬と暮らして』(世界文化社)などがある。2015年、長年犬と暮らした経験から「DeLoreans」というブランドを立ち上げる。

ブログ「Another Days」
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大吉(2011年8月17日生まれ・オス)
茨城県で放し飼いの白い犬(父)とある家庭の茶色い犬(母)の間に生まれる。飼い主募集サイトを経て穴澤家へ。敬語を話す小学生のように妙に大人びた性格。雷と花火と暴走族が苦手。せっかく海の近くに引っ越したのに、海も砂浜もそんなに好きではないもよう。

福助(2014年1月11日生まれ・オス)
千葉県の施設から保護団体を経て穴澤家へ。捕獲されたときのトラウマから当初は人間を怖がり逃げまどっていたが、約2カ月ほどでただの破壊王へ。ついでにデブになる。運動神経はかなりいいので、家では「動けるデブ」と呼ばれている。
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