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ある保護犬との出会いが、ひとりの獣医師に活動の道を開いた!

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東京都にあるハナ動物病院は、日本全国の動物愛護団体や個人の愛護活動家を日々サポートしています。
院長である太田快作先生の取り組みを紹介します。

診療後の空き時間や休診日に保護活動を行う

今回お話をうかがった、ハナ動物病院・院長の太田快作先生。2011年にハナ動物病院を開業。犬猫の殺処分ゼロを目指す獣医師として全国で活動しています。

東京都にあるハナ動物病院の院長を務める太田快作先生は、動物愛護活動を先導する獣医師として、数多くの動物愛護団体や個人活動家の人々をサポートしています。

ハナ動物病院で太田先生は、一般の飼い主さんの診療のほか、診療後の空き時間や休診日には、保護活動の現場に足を運び、低料金や無償で避妊・去勢手術や治療を行っています。

まさに、ご自身の時間のほぼすべてを、動物たちの命を救うために使っている獣医師なのです。

キッカケは、保護犬の「花子ちゃん」

北里大学獣医学部の『犬部』を設立した当時の写真。2列目の中央が太田先生です。

そんな太田先生が、保護活動を始めるきっかけになったのは、北里大学獣医学部に所属していたときのこと。
保護犬「花子ちゃん」との運命的な出会いからでした。

「私の大学では2年生になると、青森県十和田市にあるキャンパスに通うのですが、ひとり暮らしをすることになったら、犬と暮らそうと、ずっと前から決めていました。
それで、保健所に行って、犬を引き取ることにしたんです」と太田先生。

放っておいたら死んでしまう!と野良犬をつぎつぎ保護

太田先生が学生時代に保護した愛犬・花子ちゃん。動物病院の看板犬としても活躍しました。

そのころ、保健所では、成犬は譲渡の対象外で、子犬だけが譲渡の対象でした。
そして保健所にいた4頭の子犬のうち、縁があって花子ちゃんが太田先生の家族になったそうです。

獣医学部の学生が多く住む十和田市には、ペット可のアパートが多かったとのこと。
花子ちゃんとの生活を学生アパートでスタートした太田先生は、やがて大学周辺で目にした野良犬や野良猫を保護し、自室で保護することに。

「当初は『保護活動をしよう!』といった意気込みはなかったんですね。
放浪している野良犬を放っておいたら死んでしまう、それなら自分のアパートで世話をしよう、という感じでした」

大学に『犬部』を設立し、保護活動をスタート

太田先生のそばにはいつも花子ちゃんがいました。もちろん花子ちゃんの誕生日もいっしょにお祝い。

保護する動物が増えてきたことで、太田先生は北里大学獣医学部に『犬部』という非公認の動物愛護サークルを設立。
太田先生のアパートには常時10~15頭の犬猫が保護され、犬部の部員とともに新しい飼い主さんを探す活動をしました。
その後、犬や猫と暮らす学生が増えていったそう。

太田先生いわく、犬部の部員第一号は花子ちゃんで、「ボスキャラだった花子は、保護した犬たちの教育係をいつも務めてくれました。
また、保護した子犬の母親役をしてくれたことも」。

次回は、ハナ動物病院の設立と、全国にわたる太田先生の動物保護活動についてご紹介します。


※各情報は、2020年12月4日現在の情報です。

出典/「いぬのきもち」2021年2月号『犬のために何ができるのだろうか』
取材・文/袴 もな
撮影/尾﨑たまき

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