犬と暮らす
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犬がウンチをしながら飼い主をジッ! 見つめてくるときの心理を解説
犬がウンチのときに飼い主さんを見つめる心理
「愛犬をトイレトレーニングしたときに、ご褒美としておやつをあげたり、たくさん褒めてあげたりといったしつけをしていた飼い主さんも多いのではないかと思います。
そういったしつけをしていると、大きくなってからもその名残で飼い主さんのことを見つめて、ウンチの後にご褒美をもらうことを期待している可能性があるでしょう。
また、愛犬が飼い主さんを見つめるというのは、信頼関係がある証でもあります。しつけによってアイコンタクトを覚えている犬は、飼い主さんをしっかりと見つめると思います」
「そうですね。ふだん生活を送っている中で愛犬から見つめられない人は、愛犬との信頼関係があまりなかったり、トレーニングでアイコンタクトを覚えていない場合などが考えられるでしょう。
ちなみに、『相手の目を見つめない』『目をそらす』というのは、『相手に対して敵意がない』ということも表しています。そうした意味合いで、ウンチ中なども飼い主さんを見ない犬もいるのかもしれません」
犬がウンチのときに飼い主さんを見つめてきたときの対応
「もし排泄時に飼い主さんに知らせることを習慣にしている犬の場合は、見守ってあげると健康チェックがしやすくよいでしょう。
一方で、排泄中に見られていることが嫌だと感じる犬は、飼い主さんが見ないほうが安心して排泄できるので、配慮してあげてください」
犬がウンチのときに飼い主さんをジッ…ほかの理由があることも?
「たとえば、下痢などで漏らしてしまった際などに、悲しそうな顔で見つめてくることもあります。『失敗したことを怒られるかも』と思っていたり、いつも通りいかなかったことを悲しんでいる可能性があるでしょう。
排泄しているところを見られたくない犬にとっては、排泄することで『怒られるかもしれない』という気持ちにまでなっていることもあります。そのような犬は、あまり明るい顔で飼い主さんを見てきていないと思います」
トイレに失敗したときに悲しそうな顔で見つめる犬もいるようなので、そのようなときは愛犬のことを優しく見守ってあげられるとよいですね。
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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