犬と”以心伝心”の間柄になるには、犬の感情を理解してあげることが大切です。今回はそのなかでも、犬の4大感情を中心としたさまざまな感情について、獣医師の増田宏司先生監修のもと解説していきます。犬の気持ちについて理解を深めていきましょう。
犬の4大感情は「喜び、安心、恐怖、怒り」
犬はさまざまな感情を持つ動物だということが、行動学的にも生物学的にも証明されています。そして、さまざまな感情のなかでも、喜び(興奮)と安心、恐怖と怒りは、犬の4大感情として分類され、犬の示す感情の中でもわかりやすく表れやすいものといえます。
嫉妬することもある
犬は社会的な動物なので、基本の4つの感情以外にも、関係性のなかで生まれる複雑な感情を持ち合わせています。
子どもやほかの犬と接しているときに、愛犬が見つめてきたり、割りこんだりしてきたことはありませんか?
それは愛犬が嫉妬しているのかもしれません。海外の大学の研究でも、同様の場面で嫉妬とみられるサインが観察されています。
すねるような態度をすることも
犬は基本的に素直に感情を表現することが多いですが、自分の希望がかなえられなかったとき、すねるような態度を示すこともあります。ややひねくれた感情を出すことも。
飼い主さんや仲間とともに喜ぶ
私たちがスポーツなどで、チームとして難しいことに挑戦するとき、それを達成できたら喜びが増すように、犬も飼い主さん(仲間)といっしょに課題に挑戦することが好き。犬はチームでの成功を楽しめる動物なのです。
ふだんと様子が違うと心配する
あなたが泣いているときや落ちこんでいるときに愛犬が近寄ってきたら、それはいつもとは違うあなたの様子に不安を感じているからでしょう。犬は、誰かを心配する感情も持ち合わせているのです。
飼い主さんの出方次第で冷たくなる
犬は飼い主さんに対する接し方で他人の評価を決めて、冷ややかな感情をいだくことがあります。
また、飼い主さんが近づこうとしない人に対して接触するまでに時間がかかる、という研究も。
愛犬への理解を深めて親密な関係を築いていけたらいいですね。
お話を伺った先生/獣医師 獣医学博士 東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授 増田宏司先生
参考/「いぬのきもち」2021年11月号『祝!いぬの日。今月は愛犬とキズナを深めるスペシャルエディション! もっとずっと仲よく暮らしたいから 愛犬と 以心伝心』
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。