犬と暮らす
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そのトラブル訴えられる? 日常で起こりやすい「愛犬トラブル」
ノーリードの愛犬にケガをさせられた
しかし、相手の違法性が高いものの、突進されたときに愛犬にケガがなかった場合は訴えることが難しい事例もあります。また、突進された直後ではなく、例えば数日後にヘルニアを発症したといった場合は、衝突とヘルニアの発症に因果関係があるということを証明しなくてはなりません。
愛犬に勝手におやつを与えてくる
飼い主さんになにも聞かず、愛犬に直接おやつを与えられてしまうと不安な気持ちが強くなりますが、飼い主さんがしっかりとお断りをしていないため、相手に過失はないことになります。愛犬のアレルギーなどが気になる場合は、まずは先にアレルギーや病気などについて説明をし、しっかりとお断りをしましょう。
しかし、お断りしたにもかかわらずおすそ分けをやめてくれなかったり、飼い主さんが見ていないところで与えられてしまったとしたら、与えられたおやつが原因で、愛犬に治療が必要なアレルギー症状が出てしまったことが証明できれば、訴えることができる可能性があります。
敷地内に排せつ物を放置される
訴訟を起こすには、排泄物を放置した相手を特定し、相手の不法行為を証明する必要があります。
訴訟は最終手段
ふだんから愛犬の安全とマナーを守って生活し、万が一のことがあれば弁護士さんに相談するのも一つの手段かもしれません。
※本特集で紹介している体験談は、読者モニターアンケートで寄せられた内容を参考に作成したものです。個人を特定するものではありません。 ※本特集で記述している「訴えられない」とは、訴えを起こしても納得のいく判決を得られない可能性が高いという意味合いです。 ※本特集の解説は、ひとつの例にすぎず、まったく同一の解決・判決を保証するものではありません。個々の事件の判決については裁判所に、解決策はその当事者に委ねられます。
参考/「いぬのきもち」2021年11月号『訴えられる?訴えられない?をマンガでわかりやすく解説!犬の法律クイズ』
文/山村晴美
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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