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ハウスからトイレまでの距離は何センチ? 水入れは何個置くべき? 意外と知らない「犬のお世話の目安量」

今回は、基本的なことだけれど意外と知らない、犬の生活環境に関する目安について、しつけトレーナーの戸田美由紀先生に解説していただきました。うちのコにぴったりのお世話の量や回数を、覚えやすいように「数字」でご紹介します。愛犬の“ちょうどいい”を探るヒントにしてください!

水入れの数/2個以上

写真/佐藤正之
写真/佐藤正之
愛犬がこぼした場合に備えて複数置きが安心です。水は愛犬の生存に不可欠なもの。愛犬が積極的に水分摂取できるよう、水にアクセスしやすい環境を整えて。ちなみにペットボトル型の給水器だけを使っている場合は、がぶがぶ飲めるボウルタイプも併用しましょう。

ベッドの数/2個~

撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき
落ち着いて過ごせる場所をいくつか用意しましょう。成犬とシニア犬なら、部屋の中に複数個ベッドを置いておくと、愛犬がくつろげる場所が増えてリラックスしやすい環境に。ただしクレートトレーニング中の子犬は、練習の妨げになるのでベッドはNGです。

トイレのサイズ/小・中型犬は約2750㎠以上、超小型犬は約1200㎠以上、大型犬は約5400㎠以上

はみ出し防止のためにもトイレは体より大きいサイズに。大きめのトイレのほうが排泄しやすく、そそうやはみ出し予防にもなるので、愛犬の体より大きいものを選びましょう。超小型犬はレギュラー、小・中型犬はワイド、大型犬はラージサイズ以上のトイレがおすすめです。

ハウスからトイレまでの距離

大型犬は90cm以上
超小型犬は45cm以上
小・中型犬は60cm以上
トイレは寝床までニオイが届かない場所へ用意しましょう。
犬は嗅覚がすぐれているので、寝床との距離が近すぎると、ニオイが気になってリラックスできません。生活環境で異なりますが、ハウスからトイレまでの間隔は使っているトイレの短辺×1.5㎝を目安にあけておきましょう。
いかがでしたか? 生活のなかで、愛犬が快適に暮らせているかどうかはつい気になってしまうものですが、目安がわかれば快適な環境づくりの参考になります。ご紹介している数字はいずれも「目安」ですので、これを参考に、愛犬にとってピッタリの環境をつくってあげてくださいね。

※特集内でご紹介している数字は、監修の先生の見解による参考値です。犬にはそれぞれ個体差があり、具体的な数字はその犬の性格や健康状態、体調、環境によって異なりますので、あくまでも目安のひとつとしてご利用ください。

お話を伺った先生/日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクター、DOG IN TOTAL主宰 戸田美由紀先生
参考/「いぬのきもち」2022年4月号『数字でわかる! 愛犬のお世話』
文/いぬのきもち編集室
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