犬と暮らす
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3才から訪れる老化現象 犬の「アンチエイジング」のポイント6つ
愛犬の年齢を考えたときに、「やっと1才になった」「まだ3才か」……なんて思っていませんか?
じつは犬は1才で成犬となり、3才になると人の30才前後に相当する年齢になるのです! 一般的にシニアと呼ばれるのは6〜7才以降ですが、老化現象があらわれ始めるのは3才から。
シニアライフを元気にハッピーに過ごすためには、 早めの対策がオススメ。この記事では、「3才から意識したいアンチエイジングのポイント」について解説します!
飼い主さんは、以下で取り上げる6つのことを心がけてみてください。
①日ごろのケアが超重要!
ブラッシングやシャンプー、歯みがきや目ヤニのチェックなど、基本ケアで清潔に保ってください。それと同時に、実際に愛犬の体に触れて、皮膚や被毛など健康状態をチェックすることが大切です。
②筋力をつけ維持することが大切!
愛犬が健康な体を維持するためには、皮膚の上から動きがわかる「目に見える筋肉」と、体内にある「見えない筋肉(体幹)」を鍛えることが重要になります。
足の筋力・体感を維持する運動をやってみよう
足の筋力を維持する運動としては、タオルや薄手のブランケットをくるくる巻いたものを等間隔に置いて、それをまたぐように歩かせてください。
4本の足に平均して力が入るので、体感や筋力の維持に効果的!
③ストレスも老化の要因になる!
たとえば、長時間の留守番や緊張、痛みやかゆみなどによる不快感からくるストレスは、犬の免疫力を低下させ、病気などにかかりやすくなる要因に。
④刺激を与えて、認知症を防止しよう!
犬も人も、年をとるにつれて注意したいのが「認知症」。認知症防止にオススメなのは、脳に刺激を与えることです。
そのために有効なのが、コングなどの「知育玩具」での遊び。嗅覚と体全体を使っての宝探しは脳に刺激を与えることができ、認知症の進行をやわらげる効果が期待できるそうです。
⑤老化を疑う前に病気を疑って!
愛犬に老化現象が見られるようになったと思い込む前に、病気の可能性を疑ってみてください。たとえば、下記のような変化が見られたら、病気の疑いも……。
・毛の色
・目の色
・歩き方
・食欲
少しでも気になったら、早めに動物病院を受診しましょう!
⑥健診は1年に1〜2回受けて!
犬は人でいえば、1年で4才ほど年をとり、3才は人の30才に相当する年齢。見た目の変化はそれほどないですが、体力や体調面では老化の症状があらわれる時期。
病気を未然に防いだり、早めの対処を心がけるには、年に1〜2回の健診をしてください。年1回は、人の2年に1回に相当します。
以上、飼い主さんに知っておいてほしい犬のアンチエイジングのポイントでした。いつまでも愛犬の健康を維持するために、3才を過ぎたら老化について考えてみるようにしてくださいね!
出典/「いぬのきもち」2016年11月号『For beautiful dog life! 3才からのアンチエイジング』
文/Honoka
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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