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愛犬も飼い主さんも疲れるだけ!しないでいいお世話7選【お手入れ編】

愛犬のために良かれと思ってしているお世話。じつは、犬のためになっていないこともあるのを知っていますか?

この記事では、愛犬の「お手入れ」でありがちな7つの誤解を紹介します。
ふだんやってしまっていることがないか、チェックしてみてください!

①耳掃除を毎日する

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衣夢ちゃん)

犬の耳はとてもデリケート。毎日耳掃除をすると皮膚を傷つけて、場合によっては外耳炎を引き起こしてしまうこともあります。

ふだんは耳の中を「見る、かぐ」というチェックで十分!
汚れていたら、ぬるま湯で軽く湿らせたガーゼなどで、見えている範囲を優しく拭きましょう。耳の奥まで指を入れたり、綿棒を使うのはNGです。

もし耳の中が赤かったり、耳垢がべったりついていて変なニオイがする場合は、動物病院に連れて行きましょう。

②必ず歯ブラシで歯みがきをする

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歯ブラシそのものが苦手という犬は、案外多いものです。
早いうちに苦手意識を持たれてしまうと、その後のケアが大変になってしまうので、思い切って別の方法を試すのもよいでしょう◎

たとえば、100円ショップなどで買える「薄手のコットン手袋」を使う方法。
指先を湿らせてから、歯の表面をこすってみがきます。歯の形を意識しながらみがくと効果的ですよ。

③サマーカットをする

じつは犬の毛には断熱材に似た効果があるため、サマーカットをすることで熱がじかに体に届くようになるケースが。
また、紫外線によるダメージも受けやすくなります。

暑さ対策として毛を短くするよりも、「日中に散歩させない」「適温に設定した室内で過ごさせる」などの対策のほうがオススメです。

④散歩のたびに足を洗う

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屋外に出るたびに愛犬の足を洗うのは、やりすぎかもしれません。
足を洗いすぎると皮膚が乾燥し、犬が気になってそこを舐めてしまい、雑菌が繁殖する恐れもあります。

その結果、肉球の間がじゅくじゅくに荒れてしまう……なんて恐ろしいケースも。

ふだんは、よく絞った濡れタオルで足先を包むように拭く程度にしておきましょう。

⑤毎日お風呂に入れる

毎日お風呂に入れるのも、やりすぎなお世話!
犬の皮膚は人間よりも薄くて繊細で、毎日お風呂に入ると潤いがなくなり、皮膚のバリア機能が低下してしまうのです。

その結果、皮膚病のリスクが増大する可能性が。
健康な犬であれば、お風呂は多くても2週間に一度くらいにして、日頃の汚れはお風呂でなくブラッシングで落とすようにしましょう。

⑥食事のたびに歯をみがく

犬の歯をみがくのは、1日1回でOK。みがく時間帯は、朝でも夜でも構いません。
愛犬が嫌がりにくいタイミングを見て、みがいてあげましょう。

⑦お手入れを一度に終わらせようとする

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愛犬が苦手なお手入れは、いっぺんに終わらせようとしないのが上手にやるコツ。
力任せに進めてしまうとますます嫌がり、慣れるのに時間もかかって飼い主さんも大変です。

1回あたりのお手入れは短く切り上げて、1日で2~3回に分けてするのがオススメ。
以上が、しないでもいいお世話「お手入れ編」でした。必要以上に肩に力を入れることなく、飼い主さんにとってもワンちゃんにとっても負担のないバランスで、お手入れを心がけましょう!
出典/「初めて飼い主さんのいぬのきもち」2016年8月号『食事、お手入れ、接し方の誤解がスッキリ! そのお世話、じつはしなくていいんです』
文/サモ江戸
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