犬と暮らす
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愛犬には美味しいものを食べさせたい!でも犬に与えていい食べ物は?
「a long time ago」から始まる昔話では
昔は、人間と犬とで食べ物を分けて調理などしていませんでした。基本的に犬に与えていたのは、人間が食べ残したものや、調理の際に出てしまう野菜くずなどが多かったようです。しかし、この行為は愛犬にとって過酷な行為。
人間のご飯は犬にとっては塩分や脂肪分が多く、健康を害してしまうおそれがありますし、ゆくゆくは肥満にもつながります。また、人間が普段食べている味が濃い食べ物に慣れてしまうと、ドッグフードが味気なく感じてしまうかもしれません。日常食にするドッグフードを美味しく食べてもらうためにも、人間の食べ物を与えるのは避けたほうがよいでしょう。
何のために与えるのかを考えよう!
しかし、人間と犬は違う動物!人間には良い栄養素でも、犬にとっては病気を招くかもしれない食べ物があることを知っておきましょう。たとえば、スタミナが付くといわれている「ニンニク」。人間には滋養強壮に良いといわれていますが、犬に与えると下痢や嘔吐を引き起こす原因になります。
そして「ネギ類」。人間には血液サラサラ食材として知られていますが、犬に与えると赤血球を破壊してしまい、悪化すると死亡するおそれもあります。愛犬は家族です。しかし、人間と犬は違う動物だということをもう一度見直し、食べ物は注意して与えるようにしましょう。
少しならOK?
犬種や個体差はありますが、加熱して軸を取り除いたブロッコリーなら10gまで、トマトならヘタと種を取り除いたものを15gまでと、とても少量をたまに与える程度にとどめてください。そして、犬の歯は食べ物をカットすることが出来ても、細かく砕くことが出来ません。与えてもいい食べ物でも、刻んだり柔らかく茹でたりなど一手間加えてあげましょう。
飼い主さんの愛情は、日々の生活の中で愛犬にしっかりと伝わっているはずです。しかし、もし「よかれと思ってしている行為」があったなら、もう一度見直してみませんか?何度も繰り返しますが、「犬と人間は違う動物」だという認識こそが、犬の食事を誤らない心がけと言えるでしょう。
文/HONTAKA
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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