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正しいブラッシングできてる? 犬のブラッシング、やりがち勘違いポイントとは

正しいと思っていたお手入れ方法が、じつは愛犬に痛みやダメージを与えているかもしれません。今回は、正しいブラッシングの方法について、獣医師の石田陽子先生に教えていただきました。犬の皮膚、被毛のことや、正しいブラッシング方法について知り、愛犬を皮膚トラブルから守りましょう。

人より薄く蒸れやすい犬の皮膚

トイプードルのチャコちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の皮膚の表皮は、人の1/5ほどの薄さで、その分全身を覆う被毛で皮膚を保護しています。毛の生え方は犬種によって異なりますが、チワワやポメラニアンなどは被毛が2層構造になっており、ひとつの毛穴から上毛下毛と2種類の毛が生え、皮膚を守っています。

やりがちな勘違いポイント

ペキニーズのポポくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

濡れた毛を自然乾燥させている

犬の皮膚の表面は被毛に覆われており、1つの毛穴から数本の毛が生えているため、乾きにくく蒸れやすい構造になっています。そのため、雨の日の散歩後などに乾いたタオルで体の表面だけを拭くだけでは、毛の奥の水分が取りきれないためNGです。

力任せに引っ張る

絡んだ毛をほぐすために、ブラシの歯が皮膚に当たるほど毛の根元まで差し込み、力強く引っ張ってはいませんか?
被毛で皮膚が引っ張られてしまい、皮膚が傷つくのでやってはいけません。繰り返すとブラッシングを嫌がってしまうこともあります。

正しいブラッシング方法

チワワのプリンくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の毛が濡れている場合は、乾いたタオルで表面を拭き、ドライヤーを使って毛の根元までしっかりと乾かします。ブラッシングをする際は、まずは指で毛玉をほぐし、親指で毛の根元を抑えながらブラシを入れてとかしてあげましょう。
正しいブラッシング方法を知り、愛犬が皮膚トラブルを起こさないようにしてあげましょう。
お話を伺った先生/石田陽子先生(獣医師 「石田ようこ犬と猫の歯科クリニック」院長)
参考/「いぬのきもち」2021年9月号『カンチガイばかりのお手入れは病気の原因に!体の仕組みを見てわかるお手入れ』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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