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憧れの、犬の多頭飼い「まさかこんなはずじゃ…」な事態に陥るかも…

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見つめる犬
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より

いま犬を飼っている人のなかには、「いずれもう1頭家族に迎えたい」と思っている人もいることでしょう。

しかし、多頭飼いとは実際にどんなものか、具体的にイメージできない人もいると思います。「2頭いたら絶対楽しくなる!」「かわいさ倍増!」と考える人もいるでしょうが、現実はそう甘くはないよう。

多頭飼いを検討する前に、ぜひ経験者の方の本音を聞いてみてほしい! そこで、いぬのきもちweb編集室では、いま多頭飼いをしている飼い主さん51名に体験談を伺いました。

実際に飼っているからこそ言える「厳しい意見」も

仲良しなパグ
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より

まずは、ちょっと厳し目な意見から紹介します。

・「先住犬が本当に仲間を必要としているか、もう一度よく考えてください」


・「1頭目のしつけがちゃんとできていないうちに、2頭目を飼うのは止めるべき。2頭目は1頭目の真似をして育つので、無駄吠えやイタズラ、ほかの犬と喧嘩したり威嚇をしたり、『座れ、フセ、待て、来い』などの簡単な指示しつけや、トイレのしつけができていないなどの場合、2頭目も同じようになるばかりか、1頭目の行動がより悪化する可能性があります。

多頭飼いをするのなら、1頭目の管理がしっかりできて、人に迷惑をかけない自信がついてからにするべきだと思います」


飼ってみてはじめて気づくこともあると思いますが、それでは遅いというケースもありますよね。先輩飼い主さんの貴重な意見として、覚えておくとよいでしょう。

「仲間がいたら楽しそう」は、飼い主さんの思い込みのことも…

くつろぐ柴犬
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より

愛犬に仲間がいたら、寂しくないし楽しいだろうと考える飼い主さんもいると思います。

もちろん、多頭飼いすることで犬同士プラスの作用が起こることもありますが、どのコにも当てはまるようではないそう。

・「遊び相手がいたら楽しいだろうと思うのは、人間だけのようです。飼い主がきちんと接していれば、ひとりっ子でも幸せ。家の上のコは下のコに人気をさらわれて、ひとりっ子が良かったと思っているかも…」

犬の本音を聞くことはできませんが……上のコがどう思っているのか、飼い主さんは気になってしまいますよね。

どのコにも同じだけの愛情を注いであげることが望ましいです。

「かわいい」だけじゃ飼えない! 日々のお世話の大変さも理解してほしい

くっつく柴犬
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より

お世話面での負担も、多頭飼いは覚悟しなければなりません。飼う前は「1頭も2頭も同じ♪」と思いがちかもしれませんが、現実は……

・「散歩が大変だと思います。うちはラブラドール・レトリーバーなので、外散歩は必須です。大雨が降ろうともです」


・「お金×頭数、時間×頭数が増えます。病院でおとなしいコはひとりでつれて行けますが、怖がりさんだと2頭は大変です。

『1頭目がこうだから』と思っていたら大違い。うちは犬種も違うし、オスとメスで6才違うので、犬同士ジェネレーションギャップ。おっとりで生粋のひとりっコ先住犬は、ワチャワチャの後輩が原因かわかりませんが、血尿が出てしまいました!」


・「とても賑やかになりますが、先住犬をきちんとしつけていないと、トイレや無駄吠えなどすべてが2倍大変になります」


・「ハッキリ言って、なんでも飼っている頭数分大変です。世話する自信がないなら、やめた方がいいです。でも、喜びも幸せもそのぶんもらえます。留守番をさせるのも1頭より寂しくなく安心だし…多頭飼いバンザイです」


先住犬のしつけが疎かになっていると、多頭飼いの場合に失敗してしまうこともあるようです。

具体的に、こうしたアドバイスを寄せてくれた飼い主さんも!

・「先住犬のしつけがまだ完了していなくて、2頭目が欲しいという方は、この機会にプロのドッグトレーナーに相談してみては? 悩んでいた多頭飼いがとってもスムーズになるはずです♪ 先住犬の困り事も解決するかもですね」

犬同士の「相性」は重視して!

並ぶミニチュア・ダックスフンド
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より

また、犬同士の相性がいいかどうかも、多頭飼いには重要なポイント。

・「相性で選ぶのが一番だと思います。うちは先住犬がペットショップの売れ残りの子と仲良くなってしまって、しつけの先生にも太鼓判押されるほどの相性のよさで、飼うことにしました。

先住犬はやさしいいいお姉ちゃんになり、トイレの場所を教えたり、起きるとすぐ妹になったコを見たり。妹になったコも早く家に慣れ、仲の良い姿に家族は癒され、近所でも人気者。

具合が悪いときに寄り添いあい、仲良しっていいですよ! 人間でも嫌いな人とずっといるのは嫌だと思います」



新参犬をいきなり家に迎えるのではなく、先住犬と何度か顔合わせをしておくといいでしょう。

また、犬の相性を考えた場合、2頭飼うのなら同性の組み合わせよりもオス・メスで飼ったほうが、うまくいくこともあるのだそうです。

「いぬのきもち」(2017年12月号)で紹介されている解説を、ぜひ参考にしてみてください。

「できれば避けたいのは、同性の組み合わせ。とくにオスは男性ホルモンの関係で、縄張り意識や所有意識、警戒心が強まる傾向が多く『同種間攻撃行動』(要はケンカを吹っかけ合う)が起こりやすくなります。

また、メス同士も互いに排他的になる傾向があります。多頭飼い初心者なら、去勢をすませたオスメスの組み合わせが安心かもしれません。(※個体差があるので、このとおりになるとは限りません)」

(引用:「いぬのきもち」2017年12月号『多頭飼いで幸せになる人・不幸になる人』p.32より 監修:スタディ・ドッグ・スクール代表 鹿野正顕先生)

【チェックリスト】あなたと愛犬は、多頭飼いで幸せになれる? 

眠る犬たち
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より

最後に、前述の「いぬのきもち」(2017年12月号)のなかで紹介されている「多頭飼いで幸せになれるかどうかのチェックリスト」を紹介しますね。

ぜひ確認してみてください!

□個々の犬としっかり向き合える時間がつくれる(しつけ、個別に散歩など)

□妊娠中や出産直後ではない

□メインでお世話をする人が高齢者(65才以上)ではない

□仕事などで、長時間家をあけない

□1頭につき1つのケージなど、個別の空間を与えられる

□費用面でもとくに心配がない

□周囲といちいち比較しない

□特定の人や犬をひいきしない

□散歩や世話は、子ども(学生)に任せず、基本大人が行う

□肉体的、精神的に、人と犬とが健康的な関係を築ける(世話に欠ける、ムラが出る心配がない)

□近所にかかりつけの動物病院がある

□車(免許)を所有し、何かあったらすぐ移動できる

□災害などが発生した場合、愛犬たちを連れて避難できる場所がある

□犬をサークルに入れる意味を理解している(かわいそうだとは思っていない)

【基本的なしつけなど】
□トイレトレーニングが完了している

□あま噛み、ムダ吠え、噛みつき、破壊行動がない

□クレートトレーニングが完了している

□首輪やリードをつける、お手入れされるのを嫌がらない

□人の食事には無関心でいられる

【外での行動、性格面】
□散歩中、飼い主さんの行く先をともに歩ける(自分の行きたい方向に引っ張らない)

□拾い食いをしない

□すれ違う車やバイクに吠えかからない

□ほかの犬に吠えかからない、怖がらない

□人を過剰に怖がらない

□ストレス反応が顕著に見られない

□飼い主さんのコントロールがしっかりきく

(「いぬのきもち」2017年12月号『多頭飼いで幸せになる人・不幸になる人』p.39より引用)

以上ののチェックリストすべてに✓がつけられたら、飼い主さんにも愛犬たちにも、幸せが待っているはずです!

『いぬのきもちアンケート vol.29』
引用/「いぬのきもち」2017年12月号『多頭飼いで幸せになる人・不幸になる人』p.32、39より
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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